▷text & photographs by DAISUKE KATSUMURA
最新のJL 型ジープでもソフトトップの格好良さ再認識
安全性能が向上し、現代的な自動車の部類となったJL型になってもなお、ジープは戦時中の軍用車にルーツを持つことに変わりはない。そのため耐候性のよくなった現代のジープにも、ソフトトップは驚くほどよく似合う。
ジープカスタムの老舗リンエイがプロデュースするのは、鮮やかなイエローのボディに、アメリカのMYTOP社製ソフトトップを装着した一台だ。
前後のバンパーはフロントがMOPAR製、リアがホイールと同じAEV、さらにサイドステップはGo RHINO社製とブランドを揃えず好みのアイテムをチョイスしている。
MYTOP社のソフトトップは通称「8セカンドトップ」と呼ばれ、その名の通りスイッチ操作ひとつでたった8秒という短時間に開閉を可能とした電動トップ。プリミティブなソフトトップに現代的なテクノロジーを組み合わせた画期的なアイテムを装着することで、JL型ラングラーでもジープ本来の醍醐味であるオープンエアを簡単に満喫できるのが魅力だ。
足回りはリンエイオリジナルのキットを使用して3インチのリフトアップが施され、これに17インチのAEV SAVEGRE Ⅱホイールに外径37インチのヨコハマ・ジオランダーX-MTを装着する。このセットアップでは若干フェンダーからタイヤがはみ出してしまうため、リンエイオリジナルのチューブフェンダーを装着している。
ソフトトップを装着するためにトップは必然的にブラックとなるが、これに合わせてブラックフェンダーのスポーツをベースとすることで、よりワイルドな雰囲気に仕上がっていることが判る。スポーツグレードのカッコ良さを再認識できる一台となった。
迫力の足元はAEVホイールに37インチタイヤ
ホイールはバンパーなども製造していアメリカのAEV社製のSAVEGRE Ⅱで、サイズは17×8.5J+25をチョイス。これに37×12.5R17サイズのGEOLANDAR X-MTを組み合わせる。
ブラックフェンダーがスポーツグレードの証
フロントフェンダーはスポーツ純正のブラックタイプにリンエイオリジナルのチューブフェンダーを追加している。クォーターのエアベントにはORACLE LIGHTING社製のLEDサイドマーカーを装着する。
足回りはリンエイオリジナルのキットを採用し、3インチのリフトアップが実現。ビルシュタインショックを装着し乗り心地も良い。マフラーはマグナフロー社製。
「前後揃える必要はありません。好みで装着しても全然OK」とリンエイ松代さんが語るように、リアバンパーにはあえてUS純正を避け、ホイールと同じAEV社製をチョイス。
フロントバンパーは日本では意外にも見ることが少ないMOPARのルビコンオフロードタイプ。その形状から37インチタイヤでも干渉しないのが特徴となっている。
フロントウィンドー上部にはELFORD社製のルーフトップマーカーを装着。コンパクトながら雰囲気を大きく左右するアイテム。
電動(ワンタッチ)であっという間にオープントップ
MYTOP社製の通称8-Seconds topは、その名の通り電動でたった8秒で開閉が可能。コンパクトに格納されるため、オープン時の後方視界も良好。
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