NITTO Ridge Grappler × 2022 JEEP Gladiator RUBICONNITTO by Tiger Auto

メインはストリート+時々オフロード。老舗が提案する意表を突くアプローチ。

 去る2023年1月に開催されたばかりの東洋一の総合オートショー「東京オートサロン」において、かのNITTOタイヤが発表した新たなラインナップ「リッジグラップラー」のデモンストレーションという大役を務めたのが、このグラディエーター。日本のジープ界を支える老舗「タイガーオート」が制作を担当、日本市場の投入する新たなタイヤをプレゼンするNITTOタイヤとのコラボで仕上げたという意欲作である。
 思わず“えっ?”と意表をつかれるそのアピアランスは、老舗の同ショップとしては意外、といっては失礼だろうか。カスタム色の強いラージリムが強く主張する、まるで近年のUSストリートカスタムを意識したかのようなルックスが新鮮ですらある。
 これには、あえてラングラーではなくグラディエーターという選択をしたことにも起因すると思われるが、ハードコアなオフローディングというよりは複数名が乗車して出かけるようなシーンやストリートユースで映えるスタイル。それでいて、いざオフロードという場面でも決してひるむことなく走破できるパフォーマンスを備えていることが重要。
 それは完全に、このNITTOタイヤが新投入するリッジグラップラーの方向性とリンクするもの。つまり、ストリートでの快適性とオフロードでの走破性を兼ね備えていることが最大のウリ。そう納得すると、このスタイルがさらに真実味を帯びてくるのである。

▷text by JSB

オフロードシーンでもシェア拡大を続けるNITTOの新たな刺客、RidgeGrappler。ハイブリッド感を武器に日本上陸を果たす。

現代的なスタイルの踏襲を24インチで実現

 日本市場への投入が渇望されていた「リッジグラップラー」は、M/TとA/Tタイヤ双方のメリットを高次元で融合させたハイブリッドな特性が身上。24インチまでカバーする豊富なサイズ設定は近年の大型SUVやオフロードビークルに最適な、NITTOの切り札だ。

SHOP INFO:NITTO

発売元:(株)トーヨータイヤジャパン NITTO販売部

URL:www.nittotire.co.jp

Specification

:ホイール&タイヤ
■ TIS OFFROAD 548BM
  24×12インチ(-44 127-5H)
■ NITTO Ridge Grappler
  37×13.50R24LT F 124Q
:サスペンション
■ Fabtech 3インチアップキット
■ Fabtechショックエクステンション
■ Tiger Auto 50mmアップコイル(フロント)
■ RC 0.75インチコイルスペーサー
■ フロントラテラルターンバックル加工
■ LYNXリヤラテラルロッド
:インテリア
■ JEEPスポーツグラブハンドル
■ セーフティフットレスト(ワイド)
:エンジン
■ S&Bコールドエアインテークキット
:エクステリア
■ ハイラインフェンダー(フロント)スリムタイプ
■ Quakeスリムチョップキット(RUBICONフェンダー)
■ RUBICONフロントスチールバンパー(Mopar製)
■ クアドロペットスキッドプレート
■ ドアハンドル(ボディ同色)
■ ドアミラーカバー(ボディ同色)
■ トノカバーロールタイプ
■ ELFORDマフラー

ラングラーのカスタムでは定番と言ってもいいハイラインフェンダーのスリムタイプを装着、それに伴いフロントのマーカー&ウィンカーはQuake製スリムチップキットを併用。
ブラックボディのFOX製ショックアブソーバーが目を惹くサスペンションはFabtech製の3インチリフトキット。コイルスプリングは自社オリジナルの50mmUPを投入して対処。
ストックの3.6リッターV6DOHCエンジンは十分なパワーをもつが、コールドエアインテークシステムとELFORD製4本出しエグゾーストシステムを追加済み。
SHOP INFO:TIGER AUTO(埼玉県)

■TEL:049-286-6644
■URL:www.tigerauto.com 
■address:埼玉県鶴ヶ島市三ツ木新田9‐1

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