ワイルドな見た目とは裏腹にストリートも快適な本格オフロードカスタム
アメリカ西海岸的な本格的オフロードカスタムを得意とする湘南のテックフォーがプロデュースしたルビコン限定車「リーコン」をベースとした一台を紹介しよう。
ルビコンリーコンはルビコンをさらにブラッシュアップした限定モデル。フロントグリルがブラックとなるのが外観の大きな特徴。特にこのターコイズブルーが鮮やかなビキニというボディカラーは国内100台限定というレアなモデル。これをベースによりオフロード性能を高めたのが今回の車両だ。
足回りはオフロードエボリューションの2・5インチリフトアップキット。これにKINGショックを装着した本格的な仕様。ちなみにフロントはシナジーMFG社製のアジャスタブルロアアームを併用することでアライメントも適正化している。
ホイールは現在アメリカでも本格的なオフロードマニアに注目されているというアルファ社製をチョイスしている。門眞代表曰くおそらく日本初上陸ではというこのホイールは、リングを交換することで、ビードロックにも対応しているだけでなく、バルブホールが2箇所あり、ロッククローリング競技などで使用するモンスターバルブにも対応している本格的なホイール。ワイルドな形状のNITTO Mud Grapplerタイヤとの相性も良い。
ちなみに前後バンパーはVKS社製に交換し、フェンダーはJCR社製とすることで、巨大なタイヤとのクリアランスを考慮したボディとなっている。ところがJCRのフェンダーではタイヤは半分近くはみ出てしまう。そこでテックフォーでは現在飛び出し量を調整できるJCRフェンダー専用のパイプフェンダーを開発中とのことだ。
▷text & photographs by DAISUKE KATSUMURA
公道ではパイプフェンダーを追加すればOK!
前後フェンダーはJCR社製。純正よりもタイヤクリアランスが大きい反面タイヤが大幅にはみ出てしまう。そのためTECH FOURでは、飛び出し量を調整可能なJCRフェンダー専用のパイプフェンダーを開発中。近日発売予定だ。
ルーフラインに沿ったデザインのルーフキャリアはオフロードエボリューション社製。フロントガラス上の8連フォグとのバランスも良い。
新しく取り扱いを開始したALPHA WHEELSに注目!
ホイールはALPHA WHEELSの Xcommander。タイヤ空気圧を瞬時に調整するモンスターバルブシステムに対応したデュアルバルブ仕様で、車両に装着しているビードロックと通常装着のストリートリングの2種類を用意。組み合わされるのは性能はもちろん見た目のインパクトのファンも多いNITTOのMud Grapplerで、37×13.5R17サイズをビードロックで固定する。
□サイズ:17×9/5×127 Offset-20
□カラー:Black、Bronze、Gray、Machined
タイヤとのクリアランスを確保するため、純正のインナーフェンダーをJCR社製のインナーフェンダーと交換。サスペンションと合わせて下回りのルックスが大きく向上。
足回りはオフロードエボリューションの2.5インチリフトアップキットにKINGショックの組み合わせ。合わせてアジャスタブルロアアームでジオメトリーを適正化。
フロントクォーターには「RECON」のバッジが備わる。日本ではこのビキニカラーは100台のみ販売された。
リアバンパーはVKS社製で、マフラーはテックフォーオリジナルのREAL-Gエグゾースト。背面タイヤを外した部分にはネメシスのリアゲートデリートプレートを装着する。
TEL:0465-49-1449 URL:www.real-g.com
address:神奈川県小田原市上新田16-1