ワイルドなシルエットからは想像もできないが、このクルマの真価はオンロードで発揮されるといっても過言ではない。
オフロードの走破性はもちろん、オンロードでの快適性を追求し、足回りにこだわった快適クルーザー。
▷text & photographs by DAISUKE KATSUMURA
赤いパーツを上手に配置することでアクセントとして活用
神奈川県のテックフォーが手がけるのは、3・5インチリフトアップながら、オンロードでもしっかりと安心して走ることができる一台だ。
足回りはテラフレックスの3・5インチリフトキットで、アジャスタブルアームが備わる本格的なもの。これによってリフトアップした状態でアライメントを最適化。またファルコンのリザーブタンク付きショックを装着することで、高速走行でもふらつくことなく安定して走行できるように工夫されているのだ。
ホイールはFUELのCOVERTで、20×10JH-18という巨大サイズ。これに直径37インチのタイヤを装着している。ガンメタリックのボディに赤いホイール、そしてボンネット脇の赤いショップロゴのステッカー、そして一箇所だけ装着した赤いグリルインサートが良いアクセントとなっている。
フロントフェンダーはハイフェンダーに交換し、前後バンパーはVKS製をチョイス。ちなみにフロントバンパーの左右幅が狭くなることで、クリアランスソナーが正常に作動しなくなってしまうため、テックフォーでは両端のソナーをフェンダーに装着することで正常作動するように工夫しているそうだ。
ルーフにぴったり添うように搭載されたフルレングスのキャリアは、JCROFFROAD製。背が低くて頑丈なので、将来的にルーフトップテントなどの重量物を搭載しても全高を抑えて搭載できることを考慮したチョイスだ。
ワイルドな見た目とは裏腹に、各部のパーツチョイスに徹底してこだわり、オンロードでの乗りやすさや普段の使い勝手にもこだわった大人のラングラーカスタムだ。
タイヤが見えることでワイルドさ倍増
ハイフェンダーに3.5インチのリフトアップ、そして左右幅の短いVKS社製のフロントバンパーの組み合わせで、正面から巨大なタイヤ全体が見えるがの特徴。
足回りはテラフレックスの3.5インチリフトアップキット+リザーブ付きFALCONショックの組み合わせ。アーム類はアジャスタブルタイプを使用し、アライメントを最適化している。
フロントフェンダーはUSルビコン用をチョイス。ショートバンパーになったため、両端のクリアランスソナーを移植している。
前後バンパーはVKS社製で統一
前後バンパーはVKS製で統一した上で、フロントにはWARNのウインチを装着する。プラスティック製の赤いグリルインサートをあえて一箇所のみ装着することでアクセントとする。
マフラーはテックフォーのオリジナルアイテム
電動のサイドステップはAMP RESERCH社製。エグゾーストはテックフォーオリジナルのREAL-Gエグゾースト。
ルーフキャリアはJCR OFFROAD製をチョイス。背が低いのが特徴で、作りも頑丈。フロントウインドー上のフォグライトは懐かしいKC HILITES製のラウンドタイプ。
ホイールはFUELのCOVERTで、20×10J-18サイズ。
これに37×13.5R20サイズのNITTO TRAIL GRAPPLERを組み合わせる。
TEL:0465-49-1449 URL:www.real-g.com