ポイントを抑えたカスタムでショートボディをよりワイルドに！

2022年10月4日

　2ドアのラングラーをベースに、前後バンパーやホイールなど、ピンポイントで集中的にカスタムを施すことで、「やりすぎてない」けど、「カッコいい」バランスのとれた一台が完成した。

　純正っぽさをしっかりと残しつつ、どこか他のクルマとは違う。そんな絶妙なスタイルを２ドアのラングラースポーツで製作したのは、神奈川のＴＥＣＨＦＯＵＲだ。
　足回りはＭＯＰＡＲのＦＯＸショック付き２インチアップコイルをチョイス。ホイールはＸＤ８４０ＳＰＹⅡをチョイス。シンプルなスポーク形状だが、サテンブラック／ダークティントというカラーをチョイスすることで、渋い中にも主張のあるスタイルとなった。タイヤはＮＩＴＴＯの35インチタイヤを装着する。
　スタイルの要となっているのは、ＰＯＩＳＯＮＳＰＹＤＥＲ製の前後バンパーだ。フロントは幅の狭いクローラーバンパー、リアは背面タイヤマウント付きのブルーザーバンパーをチョイス。サイドのステップは外し、ロックレールすら装着しないというバンパー以外はかなりシンプルなスタイルだ。全体のスタイルの割りにかなりバンパーはワイルドなデザインなのだが、「こういったバンパーって意外とノーマルに近いスタイルでも似合うんです。特に将来的にハードカスタムを予定しているなら、一度ルビコンバンパーにしてからこれを再購入するとより経済的ですよね」とＴＥＣＨＦＯＵＲ代表の門眞さん。
　手数が少なくてもピンポイントでこだわりのパーツをチョイスすることで、シンプルながらカッコいい。そんな一台となっているのだ。

▷text & photographs by 勝村大輔

足回りはMOPAR純正パーツで2インチのリフトアップ

前後ショックはMOPAR純正FOXショック付き2インチリフトアップキットをチョイス。このキットはフロントはコントロールアームも専用品が備わる。

ホイールはKMC XD840″SPY Ⅱ”という新作で、サテンブラックとダークティントのツートンをチョイス。ホイールサイズは20×9J±0で、35インチのNITTO TRAIL GRAPPLERを履く。

印象的なテールパイプを持つマフラーはTECH FOURオリジナル

マフラーはTECH FOURオリジナル。現在2リッターターボ、3.6リッターV6、RUBICONいずれも車検対応となっており、安心して装着できる。

フロントバンパーはショート幅のPOISON SPYDER製をチョイス

フロントから見るとショートバンパー故にタイヤがより剥き出しに近い状態になっていることが判る。

フロントバンパーはPOISON SPYDER製のクローラーバンパーでナンバー上にラウンドフォグをインストール。幅が短いため、シンプルながらかなりワイルド。

リアバンパーもPOISON SPYDER製のブルーザーバンパーで、スペアタイヤキャリアのピボットをバンパーに移植するできるフレームマウントタイヤキャリアを使用。リアゲートの荷重を軽減している。

Specifications

■ TIRES & WHEELS
KMC XD840″SPY II” 20×9J±0
NITTO TRAIL GRAPPLER 35×12.5R20

■ SUSPENSION
MOPAR 2inch Liftup kit with FOX SHOCK

■ EXTERIOR
POISON SPYDER BUMPER SIDE STEP REMOVED

■ OTHERS
REAL-G EXHAUST SYSTEM(Black Type)