2020年の現在でもジープにはソフトトップがよく似合う。
もちろんクルマを路肩に寄せて幌を外す面倒な作業は不要。
スイッチ操作ひとつであっという間にオープン状態になるのだ。
風を感じてジープをドライブすれば、格別の開放感を堪能できる！
▷text & photographs by DAISUKE KATSUMURA
一度味わってしまったらやめられない スイッチ操作のみで開閉できるソフトトップの開放感
ジープといえば幌、つまりソフトトップが良い、というベテランは多いそうで、今でも現行のラングラーには各社からソフトトップキットがリリースされている。
ジープカスタムの老舗、リンエイが提案するのは、オープンエアを楽しめるソフトトップを装着したイエローのラングラーだ。
フロントバンパーをエルフォード製に、リアバンパーをＤＶ８製に交換しているが、サイドステップは純正のまま。はみ出したタイヤをカバーするパイプフェンダーはリンエイの旧タイプ。ベースにラングラースポーツをチョイスしたことで、フェンダーはブラックとなるが、これによってパイプフェンダーも目立たない上に、イエローボディには良いアクセントとなっている。
足回りはリンエイオリジナルの3インチリフトアップキットを使用。これに合わせるホイールはＡＥＶ ＳＡＶＥ
ＧＲＥⅡで17×８・５Ｊ+25サイズをチョイス。タイヤは35インチのＢＦＧマッドテレーンを組み合わせる。ホイールもブラックをチョイスすることで、よりイエローボディが引き立つ結果となっているのだ。
数あるソフトトップの中からチョイスしたのは、通称8セカンドトップと呼ばれるマイトップ社製の電動ソフトトップで、その名の通りスイッチ操作ひとつでたった８秒で開閉が可能。ＢＭＷやポルシェなどの欧州車にも採用されている３層構造のファブリック素材を採用し、耐候性も高いのが特徴だ。
天気の良い日は積極的にトップを開放したい。オープンエアの開放感は一度味わってしまったらヤミツキ。最新モデルながら、古き良き時代のジープの雰囲気を堪能することができるのだ。
開放感たっぷりの8seconds Toop
MYTOP社製の電動ソフトトップは通称8セカンドトップと呼ばれ、スイッチ操作ひとつでたった8秒でフルオープン状態となり、コンパクトに格納されるため、後方視界もしっかりと確保されているのが特徴だ。
3インチリフトで迫力のフロントビュー
3インチのリフトアップに加えて直径35インチのタイヤを履くことで、シンプルながら、車高はかなり高く、腰高なイメージとなっている。
フロントウインドー上にはアメリカの大型車に備わるルーフマーカーをイメージしたELFORDのマーカーキットを装着する。
フロントクォーターのエアベント部分には、ORACLE LIGHTINGのサイドマーカーを装着する。
シンプルな左右二本だしのマフラーは、マグナフローのサイレンサーを使用したリンエイのオリジナル。
フェンダーはスポーツフレードゆえにブラックとなる。これにはみ出したタイヤをカバーするパイプフェンダーはリンエイオリジナルの旧モデル。
ホイールはAEVのSAVEGRE IIの17インチで、35×12.5R17のBFGマッドテレーンを装着する。
足回りはリンエイオリジナルの3インチリフトキットを装着。乗り心地を重視して粘りのあるビルシュタインショックをチョイスしている。
前後バンパーは異なるブランドをチョイス
フロントバンパーはELFORD製でリアはDV8製と異なるブランドかつデザインも異なるものをチョイスしている。合わせてリアのライセンスプレートはスペアタイヤ左側にリロケートしている。
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