キャンピングカーのルーフエアコンを選ぶときは、冷房の性能だけでなく、装着後の全高、室内への張り出し、電源、点検の窓口を確かめたい。自宅の駐車場に入るか、着替えるときに頭上が気にならないか。展示車では、屋根の上と車内の両方を見るのが出発点になる。
キャンピングカー専門誌「キャンプカーマガジン」111号に登場するルーフエアコンなどの搭載車を参考に、展示車を見る順番をまとめた。機器の性能順位ではなく、購入後に困る箇所を見つけるための確認だ。

まず外から、装備を含めた全高を聞く
確認するのはベース車の高さではなく、屋根上の装備をすべて含む、その一台の全高。冷房以外にも機器を載せるなら、最終的な仕様で販売店へ聞こう。
自宅の屋根付き駐車場や、普段使う出入口の制限を控えて持参すると話しやすい。車体へ登って自分で測る必要はない。後付け装備を変えた場合に、全高を確認し直すことも忘れずに。
車内では、座る前にいつもの場所に立つ
誌面にはキャベリアの常設ベッドと居住スペース、ルクシオ プロ αの室内が紹介されている。機器の厚さだけでなく、その周りで人がどう動けるかを見たい。
料理をする位置、着替える位置、通路を歩くとき。普段の動きをなぞって頭上を確認する。その後にベッドを広げ、枕を置く位置から風の向きや操作部を見てみよう。身長や寝方が違う同行者にも同じように試してもらう。

ルーフエアコンの電源は、型番と車両の構成で確認
ルーフ型は取り付け場所を表す呼び方で、必要な電源は採用機器によって違う。型番、エンジンを止めたときの使い方、バッテリー運転に対応する構成かを確認する。
海外向けの機器資料を読むときも、日本向けの車両と同じ仕様かを販売店へ聞こう。見積もりにはどの機器が入るのか、書面で確認しておくと後から見返せる。
最後に、手入れの範囲と窓口を教えてもらう
| 購入前の確認 | 確かめる場所・相手 |
|---|---|
| 装着後の全高 | 最終仕様について販売店へ |
| 室内への張り出し、風の向き | 展示車の立つ位置と寝る位置で |
| フィルターなどの日常の手入れ | 説明書と販売店の案内で |
| 屋根上・取り付け部などの点検 | 専門業者へ頼む範囲と窓口 |
掃除のために外せる部分と、触らずに相談する部分を分けて教えてもらおう。納車後の使い方まで聞ければ、室内がすっきり見えるという印象だけで選ばずに済む。
次の旅先や装備を探すときは、ダイチランドのキャンピングカー記事一覧もご覧ください。
出典
原典:キャンピングカー専門誌「キャンプカーマガジン」111号「エアコン搭載車特集」/誌面pp.29–32。掲載時の内容を再編集。
設備の仕様や手入れの方法は、購入前に販売店・メーカーの案内をご確認ください。
