大人女子の週末ショートトリップ

2024年6月17日

いつもはキャンピングカービルダーで汗して働く「ひろ姉」「まーこさん」「えっちゃん」「ちるちゃん」「えみちゃん」の仲良し5人組。誰かがポツリと話した「女子だけで週末キャンプに行きた～い」とのひと言からショートトリップ計画がスタート。思い立ったら即、旅に出られるキャンパーの利点をさらに手軽かつ身軽に楽しめるのが高い機動性を持つコンパクトモデル最大の魅力。「HANA」と「NV JACK」の出番だっ！

遊びの行動範囲が広がる

CAR：TACOS HANA1.5

取り回しに優れる全長4.04mのタウンエースバンに特大ルーフ架装し余裕の空間を実現したHANAシリーズ。このHANA1.5は「HANA」のルーフベッドと「HANA2」のキッチンを組み合わせたモデル。なお同社ではユーザーの要望に沿った車両製作にも柔軟に対応してくれる。

CAR：TACOS NV JACK

扱いやすいボディサイズのNV200バネットにオリジナルルーフ架装を施し大人2名＋子供2名の就寝人数を確保したモデル。ブラックを基調としたスポーティ感溢れる室内空間や、洗練されたエクステアデザインもこのNV JACKの特徴だ。

機動力抜群のサイズだからドンドン出かけたくなる

タコス女子グループが目指したのは、都心から約2時間の自然溢れるスポット。

走行コースは高速道路、街中、山岳路を走るフルメニューだけど、コンパクトな車体のハナとNVジャックは狭い道でも取り回しが抜群で、キャンパー系車種がもっとも苦手とする山道もス～イスイ。

季節の風物詩、紅葉ドライブも存分に楽しみながら、あっという間に本日の目的地「ファミリーオートキャンプ場そうり」に到着。運転しやすく機動力抜群のポテンシャルは女性ドライバーに限らず、くるま旅を楽しみたいすべての人にうれしい性能のひとつといえる。

さてさて、ドライブの余韻に浸りながら早速キャンプの準備だ。料理はみんなで手分けをして当日に2品持ち寄る予定で進行。例えば夏場で冷凍が必要な場合もキャンパーなら便利な冷蔵庫があるので料理のレパートリーも存分に楽しめちゃうのです。と…言っている間に用意も完了したみたい。それでは早速お楽しみのお食事タ～イム！

料理は出発前にあらかじめ調理しておき現地で簡単に手直し。そんなときにはキッチンスペースがとても役立つ。リアゲートからアクセスしやすいのも良し。

「今日は夜まで飲むぞ～」と、まーこさん（左）と、えみちゃん（右）。そこでナイトキャンプに備えてオーニングにイルミネーションを装着！

キャンプ当日はクリスマスが近い時期。そこでお約束のツリーも用意！ワクワク気分がグンと盛り上がりますねっ！

　これぞ“大人女子のキャンプ飯“！？料理大好きメンバーだけに「韓国風ちらし」「チキン」「うずら＆トマトorピーマン＆チーズの各肉巻き」「ターキー」「トマトスープ」「おでん」などなど…テーブルはとても賑やか！アルコール類はワインから男勝りの日本酒もあった…。

テーブルクロスやロウソク型のライトなどでしっかり飾り付け！ちょっと贅沢な雰囲気作りも女子キャンプの必須条件！？

準備が完了したら、お約束のコレ。キャンパーなら冷蔵庫もあるので、キンキンに冷えたビールをいくらでも飲めますね！

気温が下がった夕刻からはやっぱり焚火は外せない。ちなみに焚火台などのかさばる荷物も車内に荷室の要素を兼ねるバンコンならそれほど躊躇せず積むことができる。

こちらはハナの室内。2列目シートを後方に向けL型ダイネットにアレンジすれば頭上の空間がゆったりとした“飲みスペース“が完成～。

ちょっと眠たくなってきた、えっちゃん（上）＆ちるちゃん（下）は、上下にベッドを備えるNVジャックでひと休み。しっかりとした断熱処理で車内はポカポカ。

タコスの各モデルでは、キッチンにテーブルを設置できる仕様もオプションで対応可能。リアゲートを日除け代わりに使えるのもうれしいね！

時が過ぎることを忘れる楽しさ

グンと気温が下がってきた夕刻のタイミングで、暖を摂るための焚火をスタート。

車両側に装着したイルミネーションの煌びやかな光とともに、どこか非日常のひとときを感じさせる心地良い時間がやってきた！今回はメインディッシュだけでなく、ちゃんとデザートまで用意しているのも女性陣ならではのキャンプスタイル。ちょっと早めな「クリスマスパーティー」をすることも、このショートトリップのテーマだったのだそうだ。

ちなみにアウトドアでのテントキャンプ泊も、もちろん楽しいけれど、外界と完全に遮断できる空間があるととても安心。ちょっと疲れたときにもすぐに横になれる快適なベッドスペースがあることや、冷えた身体を温めたいときなどに優れた断熱性能を備えるキャンピングカーの空間はとっても頼りになるからだ。

この後、夜が更けるまで、仲良し5人組みたちのお楽しみの時間が続いたのは言うまでもない。