ORS TANIGUCHI 近日中にリニューアルした最新モデルがリリース

テストはJB74で？ 今までにない製作条件

　「実は、ちょうど20ミリアップのサスペンションをモデルチェンジするための最終テスト中なんです。」という谷口氏。従来モデルもかなり乗りやすく、普段使いに申し分ない性能を持っていたのだが、改めて20ミリアップでスポーツ走行を行えるようにグレードアップさせている。今回のテスト、実はJB74で行っているとのこと。その上で、JB64にもマッチングするようにテストを行なって調整しているという。今までにないアプローチで作られたこのサスペンションは期待値が高い。

IMPRESSION
新たなアプローチで製作20ミリアップがリニューアル

　今回の車両はJB64なのだが、今最終テストで装着されているサスペンション、実はJB74で最初にテストを行い、GOが出たスプリングをJB64でも使えるようにマッチングをとっている。新しいアプローチだが、これがなかなか素晴らしい具合なのだ。
　詳しく話を聞くと、JB64と、JB74の違いは、フロントの軸重が約30キロ弱で、それはトレッドの差。軽い仕様で重くなるのではなく、重い仕様で軽くなる際のリフト量さえコントロールできれば、マイナス方向に作用する部分はほとんどないとの判断だ。実際にそのアプローチで製作されたサスペンションは、乗り心地が良いのに、スポーツ性が高い。かなり楽しみなサスペンションだ。