タイヤメーカーは数あれど「カスタムカー向けのタイヤ」という一貫したコンセプトを掲げるブランドが「NITTO」。これまでアメリカや日本双方のスタッフが実際にカーショーなどにアシを運んで吸収した「生の声」を元に開発されたタイヤは、新旧のオン/オフシーンにダイレクトに反映され、特にアメリカではストリートカスタムやドレスアップはもちろん、ハイダラーなショーカーや本格的なオフロードマシンまで「NITTO」という風潮が強まっている。
そんな「ニットー」が古くからカスタムトラックシーンにも着目していた実績は、いまからおよそ13年前にリリースされたキャンバー角の付いたクルマに向けた「NEOGEN」からも明らか。つまりほかのタイヤメーカーが全くスルーしてしまいそうな「カスタム」というカテゴリーにおいて真剣に向き合い、現場の声に耳を傾け、独自のコンセプトを貫くことで「NITTO」のブランドイメージは確立されているのだ。そこで今回の2ページでは数あるラインナップよりオンロード向けタイヤに着目。「自分のスタイルにはどんなモデルがピッタリか__」を含め、各々のトレッドパターンやデザインから「NITTO」の魅力を改めて感じ取っていただければ幸いだ。
iNVO 高年式フルサイズトラックほかSUVに
静かさ | ★★★★☆☆☆ |
乗り心地 | ★★★★☆☆☆ |
ウェット性能 | ★★★★☆☆☆ |
ドライ性能 | ★★★★☆☆☆ |
ルックス | ★★★★☆☆☆ |
ラグジュアリーウルトラハイパフォーマンスタイヤ
ノイズケアとルックスが両立した大口径タイヤ
偏平タイヤの真骨頂と囁かれるINVOは、数ある「NITTO」オンロードタイヤのなかでもフラッグシップに値するモデル。そのスペックはタイヤインサイド(内側)とアウトサイド(内側)にそれぞれドライ&ウェット時における操縦安定性を実現するための技術を追求した左右非対称のトレッドパターンを採用。大口径サイズが中心のINVOは最も小さなサイズで235/35ZR19、最大で285/30ZR22という展開のもと、低偏平率タイヤをメインにラインナップを揃える。
NT830 plus ストリートがメインのライトカスタムに
静かさ | ★★★★☆☆☆ |
乗り心地 | ★★★★☆☆☆ |
ウェット性能 | ★★★★☆☆☆ |
ドライ性能 | ★★★★☆☆☆ |
ルックス | ★★★★☆☆☆ |
ラグジュアリーコンフォートタイヤ
純正から2インチUP程度のカスタムに
マイルドなカスタムでストリートも楽しみたいという方にオススメなのがNT830 plus。まさにオールラウンダーと称したいそのパフォーマンスは、静粛性や乗り心地、低燃費性といった日常ユースをスポイルしない仕上がり。純正よりも少しだけ大きなホイールを履いてドレスアップをしたい、しかし静粛性や乗り心地、低燃費性やウェット性能も…捨てられない、という方にぜひとも検討していただきたい。
NT555 G2 あらゆるカスタムのアクセントに
静かさ | ★★★★☆☆☆ |
乗り心地 | ★★★★☆☆☆ |
ウェット性能 | ★★★★☆☆☆ |
ドライ性能 | ★★★★☆☆☆ |
ルックス | ★★★★☆☆☆ |
ウルトラパフォーマンスタイヤ
どんなカスタムにもマッチするデザインが魅力
NT555 G2は北米圏のインポート系ストリートカスタムシーンで不動の地位を確率したNT555の次期作としてリリースされたもの。アグレッシブなトレッドパターンとスタイリッシュなサイドウォールデザインが特徴となっており、ウェット時のブレーキング性能は旧作であるNT555を凌ぐもの。世代を問わずオールジャンルのカスタムにマッチするタイヤがNT555 G2である。
NEOテクGEN スラムドを始めとしたハードカスタムに
静かさ | ★★★★☆☆☆ |
乗り心地 | ★★★★☆☆☆ |
ウェット性能 | ★★★★☆☆☆ |
ドライ性能 | ★★★★☆☆☆ |
ルックス | ★★★★☆☆☆ |
ウルトラパフォーマンスタイヤ
「カスタムトラック向けタイヤ」の代表格
大きめのブロックを内側のショルダーに採用して安定性を追求。なおかつローダウンにともなうキャンバー角によって過度に生じるタイヤの摩耗(片減り)をケアを__。と、カスタム向けタイヤの代表格として長年親しまれているモデルといえばNEO GENだ。サイズは18インチから22インチまで、扁平率などもまた、それぞれのカスタムシーンに照準を絞ったラインナップとなっている。
TEL:03-5780-8184
URL:www.nittotire.co.jp