日本の4WDシーンが濃縮された1日
このたび、4WDファンの誰しもが楽しめるイベント「JOAフェスティバル2021」が、2021年12月5(日)に開幕。会場からその雰囲気をレポートしてみよう。
2021年12月5日(日) 長井海の手公園 ソレイユの丘 特設会場(神奈川県)
■主催:日本四輪駆動車用品協会(JAFEA)東日本本部
■企画運営:JOAミーティング実行委員会
▷text by SHINICHI TAKAHASH(I 4in1Factory)
▷photographs by SHINICHI TAKAHASH(I 4in1Factory) & 山田マン
第1回となる「JOAミーティング2021」が昨年12月に開催された。このイベントは、これまでのレースやフリー走行が主体であった「JOAフェスティバル」とはやや異なり、デモカーの展示や物販をメインに楽しむというもの。開催地のソレイユの丘は、相模湾や富士山を望む岬に広がる絶好のロケーションで、園内では野菜の収穫体験やふれあい動物村などアトラクションも充実。この日はそんな施設とイベントの両方を楽しむファミリーの姿が目立つ華やかな1日となっていた。
駐車場脇に設置された特設会場には、メーカー&ショップのデモカーが並び、パーツの特価即売会やRC体験コーナーなどが併設されるなど4WDファンはもちろん、家族連れも楽しめるイベントが盛りだくさん。SNSでの評価も上々だったようで、早くも2回目の開催を楽しみに待っていたい。
Jeepが並べられたブースは、あらゆるジャンルに向けた様々なホイールを取り揃えている「MLJ」。
この日はもうひとつの人気モデル「ブラックライノ」を一堂にディスプレイ。
オン/オフ問わず、アメリカのカスタムシーンでリスペクトが高いNITTOタイヤもJeepシーンへラインナップをアピール。やはりこのイベントで注目を集めていたのは、Mud &Trail GrapplerなどのMTタイヤ。
近年、ARB TOURING製ルーフトップテントを装着したこちらのラングラーのようなアウトドアスタイルが大ブレイク。そんなタイムリーな一台を製作したのはJeepの老舗として名高い「タイガーオート」。
ビキニ・エディションという珍しい限定モデルがベースとなったこちらは神奈川のJeepショップ「テックフォー」からの最新作。
カリフォルニアのJeepトレンドを貪欲に追求したハード・コアスタイルといえば京都府の「トップランカー」。KCのEDライトは現地のJeep乗りたちにも人気のアイテム。
ミニッツ4×4ラングラーが絶好調の京商は、様々なスケールのRCを展示。ゆったりとしたブース内には子供から大人まで楽しめる特設RCコースを設置するなどイベントを盛り上げてくれた。
「KING Shock」の日本総代理店を務める傍ら、数々のレースをサポートする「DMR」は日本のオフロードシーンには欠かせない存在。この日はトロフィー・バギーを並べるパフォーマンスも。
ココ日本でEUROベースのストリート・オフロードスタイルという新境地を提案するのは横須賀の4×4ショップ「クアドロペット」。
純正の良さを崩さず、しかし自社がデザインした絶妙なアクセサリーでよりJeepをスタイリッシュに、使いやすく演出するのは埼玉県の「エルフォード」。
MYTOP電動幌に多くの人が目を止めていたこちらは「リンエイ」 からエントリーされていたJLラングラー。翌月には東京オートサロンにも出店され注目を集めた。