まさかチェーンソーアーティスト!?
驚きのこっちーさんだ!
よこっちクラフトさんと、YouTubeチャンネルの「こーちーちゃんねる」は知っていたが、まさかのこっちーさんにこんな一面が!
日本トップクラスの一人
チェーンソーアーティスト
今回のアウトドアアクティビティの打ち合わせのため、ぐっさんに電話。「今回どうする?」と聞くと、「実はやりたいことがあるんです」と返ってきた。何かと思えば、プラスの前号でクリエイターとして登場した“よこっちさん”の旦那さん、こっちーさんのこと。昔から知っていたものの、まさかチェーンソーアーティストだとは知らなかったという。
先日、JAFEAのイベント用にスウェーデントーチを作ってもらったところ、これが想像以上にすごい出来栄え。「これってどうやって作るんですか?」と聞いたら、「すぐできるよ。なんならウチ、体験とかもやってるよ!」と言われたらしい。
「それなら話を進めてみよう」ということで、チェーンソーアート体験が今回の企画に決定した。
こっちーさんに色々聞くと、全国各地から実演ショーの依頼が来るほどの腕前らしい。内心「それプロやん!」と思ったが、本人いわく「それだけで飯食ってるわけじゃないからプロとは言えないなぁ」とあくまで謙遜。各種大会で優勝を重ねる実力者なのに、とにかく謙虚だ。
当日はまず作品を見せてもらい、続けて道具の扱いと安全講習。「ぐっさんは実践派だよね? やりながら教えるわ!」と、こっちーさんらしいストロングスタイルのレッスンが始まった。しかしここでもぐっさんの吸収の速さは健在。しばらくすると、こっちーさんが「ぐっさん、飲み込み早いわ〜。本当に初めて?」と驚きの声を上げていた。
今回のモチーフは筆者の要望で「ジムニーの置き物」。こっちーさんは「うーん、ちょっと難しいよ…」と言っていたが、最後はしっかり“ジムニーと分かる”レベルで完成。終盤はさすがに疲れが見えたものの、ぐっさんは終始「楽しい! 面白い!」を連発。どうやら本当にハマったようだ。




恐るべしこっちーさんの実力
これらを全てチェーンソーで?
講習開始前に、今までの作品を見せてもらう。これら全て価格がついており、販売もしているのだが、まずその前に、どうやったらこんな精巧にチェーンソーで作れるのかが理解できない。動物などに文字を組み合わせ、立体的に作るとか、細かく見れば見るほど驚くばかり。ぐっさんも初めて見て度肝を抜かれていた。事もなげに「このぐらいできるよ!」と言ってのけるこっちーさんにぐっさんちょっとビビり気味? その様子に筆者は実はワクワク。
チェーンソーカービングに ★ 必 要 な 装備&道具 ★








【基本編】
まずは簡単なスエーデントーチに挑戦!!




【応用編】
チェーンソーカービングに必須なテクニック
チェーンソカービングならではのテク
歯の形状を理解できれば可能なのだ
今回製作していくモチーフは、筆者の依頼でなんとジムニー。普段体験などではフクロウや、熊などを作るらしいのだが、気軽に言ったつもりが、どうやら難易度爆上がりなのだそう。直線基調になるので、簡単になるのかな?と思っていたのだが、逆にディティールを表現するのが難しく、細かなラインが必要なので難しくなる。様々なテクニックを使用し、どんどん製作していく。最初、ただの丸い木だったものが、どんどんジムニーの形になっていく。途中からこっちーさんがノリノリになって、ピラーやドアノブやスペアタイヤなども細かなラインを入れ表現していく。それらを忠実にぐっさんはこなしていく。なんで初めてでここまでできるの?こっちーさんも驚いていて、ついつい調子に乗ってロゴまで入れちゃいました。






チェーンソーカービングで〝ジムニー〟を作ってみました!!
軽い気持ちでオーダーしたが、難易度高めのジムニーを製作
今回の作業をきちんと最初から解説を行う。まず大切なのは作業しやすい環境作り。作業台の高さや、材料の高さをきちんと設定して作業を開始しないとずっと中腰での作業となり、かなりキツイ。さらに、作業台の上に置くだけでは力が入れられないので、様々なテクニックが使えない。材料の固定も重要なのだ。今回、筆者の思いつきでジムニーの置き物を作る事になってしまった。木の塊に直線的な立体構造物を作ると言うのは、全体のディテールがかなり重要。線が湾曲していたり、四角が崩れていると違和感になってしまう。軽い気持ちで言ったのだが、なんだか難易度高めの作業になってしまったのだ。
① ドライバー固定

② 罫書き

③ 荒削り




削る感触が気持ちいい!これ、もっと色々作りたい

④ ディテール製作




⑤ 細かな部分製作




完成!!


旅で疲れないセッティング
快適な乗り心地がgood!
今回のアクティビティは、参加する側に汚れてもいい服装というだけで、特殊なツールなどの持ち込みはない。こっちーさんのところに行くだけのツーリングだ。タニグチJB74は、ロングドライブで疲れないサスペンションが秀逸で、長旅に最適なセッティングと言えるのだ。




