キャンプカーマガジン お悩み相談室

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 編集部に定期的に届けられる、読者の皆さまからのお悩み・SOSの声。毎回、リアルなお悩みをピックアップして、ご紹介させていただきます。

 

 なかには、読者のあなたの対策などを教えて欲しい内容もありそう。ぜひ、一緒に読者同士の知識の交流の場になるページにしていただけますと幸いです。

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目次

駐車場難民の悩みについて

Q1. バスコンオーナーとしてデビュー予定です! 旅先で駐車場探しに苦慮します。特に都市部や観光地では、駐車場探しに苦労することが多いです。皆さんの駐車場事情と、車中泊できる場所を教えてください。

A1.

 バスコンオーナーさんにご協力いただいたので、ぜひ参考にされてみてください。
 まず観光地の駐車場についてです。バスコンは「観光バス用の駐車場に案内してもらえるので、有名観光地では困ったことがない」という声が多数届いています。逆に穴場的な観光地の場合は「駐車枠がない地方観光地は、枠を気にしないで停められる」そうです。同様に「お金はかかるが、くるま旅クラブの施設は受け入れ車両を明記しているので、利用·活用している」という声も多数ありました。
 ただし、国産のバスコンよりも車両サイズが大きくなる外車バンコンのオーナーからは、「車中泊できる場所がないので、寝るときだけ高速のSA·PAへ移動して仮眠する。大型車枠に停めるしか逃げ道がない」というリアルな声も届きました。購入前の段階でしたら、ぜひ参考にしてみてください。(回答者:編集部)


車内のゴミ処理問題について

Q2. バンコンユーザーです。車中泊した際のゴミ問題を解決したいです。リアにゴミボックスを設置している人もいますが、車長が5・4mはあるので、これ以上車長問題を抱えるのも悩みどころです。2泊3日程度の旅ならいいですが、中長期の旅になると、限られた車内にゴミを散乱させたくありません。解決策を教えてください。

A2.

 6年間日本一周をして、ゴミ処理に困ったことはありません。私たちがゴミ処理を依頼する場所は、RVパークや湯YOUパーク、ぐるめパークなどの、車旅施設です。引き取りは原則有料の施設が多いですが、なかには施設使用料に処理費用が含まれる施設もあります。なかでもおすすめなのが、湯YOUパークやぐるめパークです。湯YOUパークとぐるめパークは「くるま旅クラブ会員限定」で使える施設ですが、RVパークよりも安価に利用できる施設が多いからです(そのかわり、外部電源がないなど、設備が充実していない施設も多々ある)。
 基本、我が家は車内で自炊スタイルなことと、その他サービスも受けたいことから、3日に1回程度のスパンで車旅施設を利用しています。そもそも、買い物の時点からゴミを減らす買い物をするなどの工夫も必要です。分かりやすいたとえは、靴を購入するときに外箱は遠慮する、などです。
 また、長年問題視されている車中泊のマナー、モラル問題のひとつには、ゴミ問題も含まれます。未来の自分たちのクルマ旅を発展させるためにも、車中泊旅を楽しむみんなで、足並みを揃えられることが理想だとは思います。が、さまざまな価値観のユーザーさんが多いので、なかなか難しいですよね。自分にできることを淡々とやっていく、これに限ります。(回答者:やまがた夫婦)


夏場の連泊の際の電気問題について

Q3. 昨年キャンピングカーデビューしました。読者の声にもありましたが、夏場は暑くて、エアコン必須です。そこで困ったことが、エアコンを稼働させるための電気の確保です。エアコンをストレスなく稼働させて、さらに車内空間を快適に過ごすためには、大容量ポタ電(ポータブル電源)が2~3個必要だと感じました。外部電源がない場所では、夏の車中泊は不可能だと感じました。夏場でもストレスなく過ごすために、おすすめを教えてください。

A3.

 装備の紹介にはなってしまいますが……。我が家はオンリースタイルのリチウムイオンのサブバッテリー5000Wh(400Ah)を1個、そして走行充電はビクトロンを導入しています。以前のサブバッテリーは200Ah、走行充電はC︲TECのセットでした。このときは、3日に1回は外部コンセントのある施設での宿泊が必須でした。しかし現在は、外部充電を使うことはほぼありません。使い方や走行状況によりますが、サブバッテリーと走行充電が新しいものになってから、外部充電はほとんどしていないかも……。
 夏は、停泊中の13時間程度はエアコンを稼働しています。家庭用エアコンのため、狭い車内はすぐに冷えます。設定温度が高めなのも、節電の効果につながっていそうです。そして、翌日に旅をするために移動で走れば、サブバッテリーは回復します。走行距離にもよるので、一概に「◯%回復する」とは言えませんが、のらりくらり走行充電をして、ストレスなく使える体感です。
 ただし、完全に停泊してリモートワークをする場合、日中夜ずっとエアコン(の他にも、自炊や入浴後のドライヤーなどの家電類)を稼働する場合は、やはり電気の心配をしたくないので、外部コンセントにつないでいます。68~69ページの「電気のアレコレ」でも紹介されていますが、定期的に外部充電にて充電することが望ましいようです。正しい使い方で、故障やストレス知らずで、長く使えると素敵ですよね!(回答者:日本一周7年目やまがた夫婦)

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オンリースタイルの サブバッテリー 5000Wh(400Ah)
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VictronのMPPT 充電コントローラー
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