大転倒でもほぼリスク無し
怪我を心配せずに挑戦する
梅雨真っ只中、時折見せる晴れ間は、梅雨明けが近いのを示唆するドピーカン。ぐっさんと今回のアウトドア企画の打ち合わせ中、昨年筆者の友人から提案された愛知クエストの話をぐっさんにしてみた。クエストって知ってる?「えっ、それなんですか?」夏にできるスノーボード。「えっ、屋内施設ですか?」いやいや、外施設だよ。「え〜、夏に滑れるゲレンデがあるんですか?」中部エリアには、夏に稼働しているゲレンデもあるけど、クエストっていうのはワンメイクジャンプの練習施設だよ。俺の友人が夏場にトレーニングとして通ってるんだけど、案内してくれるから、そこ行かない? ぐっさんワンメイクイケる?「イケなくはないけど、飛べるかなぁ?」とりあえずオッケーだね。なら、日程調整して連絡するね。というやりとりで、今回の企画が決定した。
近年はカービングやパウダー、バックカントリーなどのカテゴリーが主流となり、冬の企画でもワンメイクはやったことがない。というか、雪山で大きなジャンプをチャレンジで飛ぶにはリスクが大きすぎる。筆者なんかが飛んだら即大怪我コースだろう。
クエストについて詳細を述べると、スキー&スノーボードのワンメイクジャンプ練習施設。今現在日本には小布施クエスト、埼玉クエスト、東北クエスト、愛知クエスト、広島クエストの合計5箇所が存在する。特殊なプラスチックのシートの上に水を流しておりエッジをダリングした道具で滑走してジャンプ。そしてエアーが送り込まれたクッションの上に着地する。雪山で着地をミスると大怪我になってしまうが、クッションがあるので安全性が高いのだ。真横になって着地しても笑い話で済むという。
今回訪れたのは愛知クエストで、備わっているジャンプ台は4つ。またジブエリアもあり、様々な練習ができる。
当日はあいにくとビッグとメガビッグが整備中のためスモールとミディアムのみチャレンジとなった。初心者講習後、1本目だけはぐっさんの若干ビビった?瞬間が見れたのだが、2本目から無問題。チャレンジしまくって、様々なトリックが成立。ぐっさん自身も「楽しい〜!」を連呼。撮影していた筆者も「ここならやってみたいかも!」と思う楽しいアクティビティだった。
スノーボードの達人
26年のボード歴を誇る先生
もはや超人?鳥人?というレベル
今回同行してくれたのは梛野さん、村上さん、上田さんの3人。梛野さんはボード歴26年、自然の中で行うフリーライドのテクニック向上のためにクエストに通っている。村上さんはボード歴13年で娘さんがメーカーサポートを受ける選手。娘さんと楽しく滑るために日々挑戦中。上田さんはボード歴4年でメインはハーフパイプ。ガチ選手志望で只今練習中なのだとか。
ジャンプは4種類設備、特殊な路面で滑走する安心安全ジャンプ施設
全国に5箇所あるクエストと呼ばれるワンメイクジャンプ練習施設。道具のレンタルもあり、濡れて良い服装であれば即滑走可能となる。ビギナー向け講習もあり、初めてでも安心して挑戦できる。
YAMAZEN AICHI QUEST
住所:愛知県春日井市内津町232-1
TEL:0568-70-8739
https://www.aichiquest.com
初心者講習で基本を学ぶ
安全面とマナーをマンツーマンでレクチャー
最初にスモールジャンプで施設の人が講習を行う。雪面との違いを体験するためにまずはサイドスライドを行い、エッジコントロールが効くのを確認。さらに恐怖感を払拭するために、ジャンプ台を超えてクッションに着地し、転けても痛くないの安全な転け方を体験する。さらに速やかにクッションから離脱するなど、安全面とマナーをつきっきりでしっかりと教えてもらうのだ。
基本をマスターしたらいよいよ実践に挑む!!
最初こそ転けまくっていたものの、数本滑るとミディアムジャンプで綺麗に着地。おまけに回転系以外であればトリックにも挑戦し始める。ぐっさん、40歳になったよね? 運動能力の高さは相変わらずだな〜。
達人たちの華麗なるスゴ技をクローズアップ
本人たち曰く「僕たち中級者です」
え〜〜〜私から見ると超人ですが…!
梛野さん、村上さん、上田さん、私から見ると、こんな動きをするのはテレビでしか見た事がない。所々にぐっさんも混ざっているが、技のクオリティは別次元。はっきり言って出来る気がしない。最後の敬礼は、愛嬌です!