後悔しない”旅車”選びのコツ

目次

レンタカーで試してみる

レンタルキャンピングカーとは?

購入前にレンタルして試してみたい

どんな商品でも買う前に「その商品を試してみたい」と思うものだ。これが高額な商品になればなおさらで、キャンピングカーのように「試してみたい項目」が多岐に渡るような商品なら、より一層その思いを強く持つだろう。

幸い、キャンピングカーには「レンタカー」が存在するので、買う前に試すことができる。借りることができれば、試してみたいことは非常に多い。

自分が求めている広さはあるのか?装備の使い勝手はどうだろうか?運転感覚はどんな感じか?などなど、乗用車と違って知っておきたい事柄は数多い。さに言えば、1回目はバンコン、2回目はキャブコンを借りるようなイメージで、タイプの異なるキャンピングカーを借りて、その違いや自分の好みがどちらかなのかをはっきりさせることも可能だ。

どうやって借りるの?

付帯するアイテムをレンタルできる場合も

レンタルキャンピングカーを取り扱っているビルダーは多いので、それを利用するのが一番手っ取り早い。

各ビルダーのホームページに「レンタルキャンピングカー」の項目があるので、そこからページを巡っていけばいい。大抵の場合、借りたい車種と期日を指定して予約するだけだ。

料金はビルダーによってまちまちまなので一概に幾らぐらいとは言えないが、借りる車両の本体価格と比例してレンタル料が上がっていくのは、普通車のレンタカーと同じだ。

また、ビルダーによっては、キャンピングカー本体のレンタルと並行して、そのキャンピングカーに付帯するアイテムをレンタルできる場合もある。例えば、チャイルドシートやポータブルトイレ、冷蔵庫、あるいはタイヤチェーンなど、必要なアイテムがある場合は問い合わせてみよう。

レンタカーのメリット

何より実際のキャンピングカーに、誰に遠慮することなく触れられることが最大のメリットだ。運転の感覚や装備品の操作感など、カタログを読んだだけでは分からない。「実際に試してみる」以上の教師は存在しないから。

ビルダーのホームページには「レンタカー」の項目があるので、そこから確認しよう。

Q.キャンピングカーの高速料金は?

A.高速道路の料金は8ナンバー(特殊車両してのキャンピングカー)登録のクルマは、普通乗用車と同じになっている。大型車枠のトラックベースのフルコンやキャブコンも、ETC対応のゲートを通れば、普通車と同じ料金だ。これは大変お得と言えるだろう。

Q.交通事故を起こしたら?

A.レンタル業務を扱うショップごとに加入している保険の種類が異なるので、一概に言えないが、保険料がレンタル料に含まれている場合もあれば、別途申請する場合もある。これらのことは、非常に重要なポイントなので、借り出す前に確実に確認しておこう

ビルダーのホームページには「レンタカー」の項目があるので、そこから確認しよう。

中古車を検討する

中古のキャンピングカーは買いか?

中古車の納期は事務手続きにかかる時間だけ

キャンピングカーが欲しいと思っているけど、敷居が高そうで二の足を踏んでいる…。

乗用車よりも選ぶべき装備は多く、維持費もかかる。けれど、キャンピングカーを手に入れた後のライフスタイルは、それまでとは比べものにならないほど豊かになる。キャンピングカーを買うという行為は、それすなわち「夢」に投資するとも言える。

ご存じの通り、キャンピングカーは自動車メーカーからベースとなる車両を仕入れ、それから独自の架装を施す。するとどうしても架装するのに時間が必要となる。結果、現状では発注から納車まで1年近くかかる。

しかし、それが中古車となれば話は別。そのクルマが目の前にあるのだから、契約すれば納車までは事務手続きの時間が必要なだけ。自分にとって必要だと思う装備の付いたキャンピングカーなら、もう迷う必要はない。

どうやって中古車を探すの?

例え中古車でも納得のいくクルマを買おう

ビルダーのホームページには「中古車情報」や「中古車在庫状況」などという項目がある。ここを巡っていけば、中古車を探すことができる。また、大手中古車情報検索サイトにも「キャンピングカー」という項目があるので、こちらを使ってみるのも有効。

ただし、キャンピングカーは人気のあるカテゴリーなので、早いタイミングで売れていく傾向にある。サイトに飛んでみると「SOLD OUT」の文字が多く見受けられる。この事実は多くの人がキャンピングカーに興味を持っていることの証明でもあるのだが、例え中古車といえども高額な商品であることに変わりはないので、慌てずに納得のいく買い物を心がけたい。

もうひとつの方法は、ひいきのビルダーに足しげく通い、お店の人と仲良くなり、中古車が入庫したタイミングで連絡をもらえるようにしておくのもいいだろう。

続きは雑誌でご確認ください。
https://www.fujisan.co.jp/product/1281703604/

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