憧れのキャンピングカー購入までの12のステップ

世界が変わるキャンピングカーを手に入れよう

行きたい時に行きたい場所へ行ける。移動と宿泊がそれだけで完結する、それがキャンピングカー。今までの世界がガラリと変わるキャンピングカー購入までのステップを12段階で解説。

目的を明確にする
キャンピングカーが欲しい理由は?
まずはそれを明確にしよう!
キャンピングカーを手に入れたら何をしたいのか? どんな風に使いたいのかを、まずは考えよう。

 まずは一番大切なのは、キャンピングカーの使用目的をはっきりさせるということだ。ひと月に必ず1回はアウトドアに出かけるような頻繁な回数なのか、それとも1年に1~2回程度のたまになのか。加えて、日常生活でも使うのか、長距離ドライブが中心なのか、短距離なのか。あるいはペットを連れて出かけるのか…。自分のライフスタイルを再認識することが購入のための第一歩だ。その上で、乗員や就寝人数を考慮に入れて車種選定をすること。

雑誌やHPで情報収集自分なりに研究することで
〝情報強者〟になろう

 キャンピングカーが欲しいなら、まずは専門誌を読んでみよう。軽&コンパトカーベースのキャンピングカーだけが載っている物や、すべてのキャンピングカーを扱うキャンプカーマガジンには毎号、キャンピングカーの紹介や、最新情報が載っているから、読んで得することばかり。同時にビルダーさんのHPも参考にして、キャンピングカーについて学ぼう。

イベントに参加してみるショーは実車に見て触れられる絶好のチャンスだ

 全国各地で行われているキャンピングカーのイベントは、実際にモデルを間近で見られる最大のチャンスだ。車内を見学できたり、価格や装備に関することを直接ビルダーに聞ける絶好の機会である上に、他車と比較ができることも嬉しいポイントだ。自分の使用目的を伝えれば、その用途に合ったキャンピングカーのタイプや装備を教えてもらえる。これを逃す手はない。

ボディタイプを決める数種類の中から最適な仕様を決める
大変だか一番楽しい作業でもある

 キャンピングカーは思いのほかボディが大きくなりがちな傾向にある。特に全高には注意が必要だ。自宅マンションや大型商業施設の立体駐車場は、多くの場合2.1m以下という制限があったりする。バンコンタイプなら問題なくとも、バンクベッドを持つキャブコンタイプのモデルを選ぶ場合は特に注意したいところだ。
 当然、ボディの大きさは室内の広さに直結するので、その兼ね合いも考慮が必要だ。用途も違って来るので、十分に考慮する必要がある。

室内レイアウトの選定レイアウトの違いは使い勝手の違いへとつながる

 限りある室内スペースをいかに上手に活用できるかがキャンピングカーのポイントだ。居住空間となるダイネットは対面式やL字型など車種によってさまざま。同時に就寝スペースも車種によって多様なパターンが存在。乗車人数と就寝人数が異なる場合が多いので、確認が必要。さらに、居住スペースのソファやベンチを移動させて就寝スペースを生み出す場合の方法や、扱いやすさについても理解しておくことが大切だ。

対面式のダイネットも進行方向に対して横向きや縦向きなどさまざまな種類が存在する。
ポップアップルーフ内も立派なベッドルームに。
ダイネットはベッドに変身するが、方法は車種により違う。
積載スペースの確認自分にとって必要なアイテムが載せられるかが大事だ

 荷物を積むスペースも重要な要素だ。アウトドアを楽しむためにはさまざまなアイテムが必要になる。キャンプ用品に長尺物、収納ボックス、折りたたみ自転車…それらを載せられるかを確認する必要がある。必要となる荷物は人それぞれだから、実際に自分が必要とする荷物を載せることをイメージしながら最適な1台を選びたい。

「マルチルーム」と呼ばれるスペースがあるモデルもある。文字通り「マルチ」に使える。
車中泊やキャンプ用品は、意外なほど多くなりがちだ。
自分の荷物の量をあらかじめ知っておくことも大事なこと。
レンタカーで試してみる眺めるだけでなく実際に乗ると多くのことが分かる

 キャンピングカーにもレンタカーが存在する。キャンピングカーライフを試してみるという意味で、このレンタカーを試してみよう。実際に試乗し、使ってみることで分かってくる部分が多くあるはず。キャンピングカー/レンタルで検索すれば多くのページにヒットする。後は身近な場所を選んで予約を入れよう。

レンタカーに乗ってみることで、普通のクルマとは少し異なる運転感覚を知ることができる。
運転してみることと同じように、室内に乗り込んでみたり装備品を操作してみるなど、レンタカーの役割は大きい。
装備について理解するキャンピングカー独自の装備が数多く存在
それらを理解することも重要な要素

 キャンピングカーとは文字通りキャンプできるクルマだ。クルマである以上、普通乗用車と同じように、エアコンやカーナビ、あるいは走行関係のメカニズムや安全装備は、ベースとなっているクルマの装備に準じている。
 その上で、キャンピングカーならではの装備があるので、これらの装備のある・なしで、快適性が決まると言っても過言ではない。シンクにベンチレーター、FFヒーター、オーニングなどなど、購入前に装着されている装備について、キチンと理解をしておこう。

あると大変重宝する電子レンジ。車中泊を快適にする装備だ。
家庭用のエアコンを装備することもある。夏には欲しいアイテム。
エンジンオフでも暖房が使えるFFヒーター。冬に欲しい装備。
冷蔵庫も用意されるが、その容量はモデルによって異なる。
後方視界がよくない場合は、バックアイカメラとモニターが有効。
室内の換気ができるベンチレーターを備えるモデルもある。
外から中が覗けないようなシェードもある。車中泊時にあると便利。
サイドオーニングはボディサイドに装着され、使う時に引き出して使う。
電源について理解する電源の確保は重要な要素だから
その知識も蓄えよう

 快適に車内で過ごせるようにキャンピングカーにはさまざまな電化製品が搭載されている。その電化製品を使うためには、当然、電気が必要。一方、キャンピングカーで車中泊をする場合はエンジンを止める必要がある。エンジンを停止したまま、電化製品を使うと、あっという間にバッテリーが消耗してしまう。そこで必要になるのが、これらの電化製品を使うための独立した電気供給システムだ。メインバッテリーとは別に搭載する「サブバッテリー」や、外部から電源を車内に引き入れる「外部電源」。走行中に充電する「走行充電」など、キャンピングカーならではの装備の役割と機能を理解しておこう。

メインバッテリーとは別に搭載するサブバッテリー。
サブバッテリーのDC12Vを家庭用電源の100Vに変換するインバーター。
走行エネルギーを電気に変えて蓄える「走行充電」の装置。
太陽光を電気に変えるソーラーパネルを装備するモデルもある。必要に応じて装備しよう。
家庭用電源に匹敵する電気を生み出す発電機。
外部から電源を取り入れる外部電源の端子。
オプション装備を決める数多いオプション装備の中から必要な物を選択

 キャンピングカーにはさまざまなオプション用品がある。電化製品やサブバッテリーなど、魅力的なパーツが盛りだくさん。特にFFヒーターやソーラーパネルなどが人気だが、当然、欲張り過ぎると予算オーバーということになりかねない。キャンピングカーの製造段階で取り付けないとならないものと、後から必要に応じて取り付けられるものがあるので、確認が必要だ。

鉛バッテリーよりも長時間駆動するリチウムイオンバッテリー。
オーディオ関連の装備もあると車中泊が楽しくなること請け合いだ。
冬の必需品FFヒーター。必要に応じて装備しよう。
中古車も検討するまずは中古車から…も正しい判断

 何も最初から新車からキャンピングカーの世界に入る必要はない。普通車と同じように中古車という選択もある。人気モデルの新車は、発注から納車までに1年から1年半という時間がかかるというのが昨今のキャンピングカー事情。
 その点、中古車の納車にかかる時間は事務手続きの時間だけで済む。さらに、中古車なら欲しいFFヒーターや家電製品などの、本来はオプション用品が付いているものも当然存在するのだ。中古車も考慮に入れよう。

残価クレジットも検討数年後の買い取り額を初めから差し引き
その金額でキャンピングカーを手に入れる

 新車のキャンピングカーを購入する上で、一番気になるのが購入金額だ。ここで紹介したいのが残価クレジット。販売店で利用できる場合もあるので確認してみよう。
 残価クレジットとは、数年後の買い取り保証額を設定し、購入金額からその金額を差し引いた金額を支払うもの。乗用車では当たり前の仕組みだが、キャンピングカーでもこの仕組みは存在する。状況に応じてこれを利用するもの選択肢としてアリだ。

まとめ 〜”憧れ”を手に入れるために〜

冷静な判断で自分だけの1台を手に入れよう!
 キャンピングカーには普通のクルマと異なる使い勝手と装備が備わっている。欲しい装備を欲しいままに付け足して行くと、予算はどんどんと膨れ上がり、装備を載せることによって車重も増えるから、燃費は悪化する。キャンピングカーの購入にあたっては、普通のクルマ以上に「買った後の総合的な効果」を推し測る必要がある。実車を目の前にして高揚する気分を諌めて、冷静な判断が必要になることを忘れずにいて欲しい。

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