
ベース車両は、全長5380㎜のハイエース スーパーロング キャンパー特装車。内装は「和モダン」をさらに強く感じさせる意匠を追求。「優雅なシート縫製デザイン」と「金襴」・「織部焼」をさりげなくフィーチャーした仕上がりに、日本の「美」を感じさせる。ターゲットは良質な雰囲気を好むユーザーと、高機能な内容から企業向けの需要も多い。災害時のカントリークラブへの引き合いから、災害ボランティア用の「プロンテVVDR」が生まれた。現在も企業の災害復旧チーム派遣用に使用されている。
「目立たない」という美学を追求した1台
Point.1 通路確保の動線設計
Point.2 多機能シャワールーム
Point.3 救急車と同じサイズの機動力
開発秘話
控えめな人のための選択肢
レクビィは、ビルダーキャンプ大会を開催しない。レクビィユーザーは「目立たないから、いい」と、口を揃えてこう答えるのだ。ユーザー同士での交流が苦手、キャンピングカーが何台も並ぶ場所には近づきにくい。こういう方々にとって、カントリークラブは絶大な人気を誇る。
見る人が見れば「あ、キャンピングカーだ」と分かるが、分からない人にとっては、一見ただのハイエース。メタルトップなので、外から見たときに車中泊をしているとは分からない。「キャンピングカーらしさ」といった佇まいが、支持されている。
外は控えめ、中は本格派
目立たないからといって、内装装備が劣るわけではない。運転席からリアゲートまで歩ける通路を確保し、夜中にトイレへ行くときに、寝ている家族を起こさずにすむ。簡単に展開できる2段ベッド、独立したシャワールーム。キャブコンでは標準的な装備をハイエース・スーパーロングのボディで実現した。
シャワールームは、土間のような使い方ができて、雨の日の長靴やウェットスーツも乗せられる。シンクを前後2カ所に設置することで、トイレ使用中でも水が使える実用性も備える。「バンコンなのにキャブコン並み」。外は控えめ、中は本格派。それがカントリークラブの真骨頂だ。
ハイエース・スーパーロングは、全国で救急車のベース車両として使われている。「救急車が入れる道なら、カントリークラブも入れます」と、増田社長は言う。だから、旅先で「この蕎麦屋に寄ってみよう」と思ったとき、サッと停められる。この機動力は、旅の自由度を大きく広げてくれる。
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見えないところに宿る機能美
カントリークラブのサイズにはすべて理由がある。家具に使うベニヤ板は183㎝の規格(8ナンバー取得にはベッド長180㎝以上が必要という制約がある)。冷蔵庫の下にはバッテリー収納スペースを確保し、2段ベッドの高さは跳ね上げ時に天井に当たらない位置に設計されている。
すべてのサイズに理由があり、だからこそ42年経った現在も基本設計は変わらない。見えないところに、機能美が宿る。
日本の道は狭く、休暇は短い。その現実に最適化された「慎ましい日本人のための」キャンピングカー。それが、カントリークラブに込めてきた設計哲学なのだ。
※鄙:「京の雅(みやび)と奈良の鄙(ひなび)」という対比で使われることが多く、奈良が持つ素朴で簡素な魅力を表現する。


Country Club(カントリークラブ)
撮影車両:9,460,000円(税込み)〜

乗車定員
7名

就寝定員
4名

ナンバー分類
8ナンバー
レイアウト

Data
| ベース車 | ハイエース スーパーロング キャンパー特装車 |
| 車両サイズ | L:5380×W:1880×H:2400㎜ |
| エンジン | 2700cc ガソリン 2800cc ディーゼル |
| ミッション | 6AT |
| 駆動方式 | 2WD / 4WD |
| ベッドサイズ | 2段ベッド上段:1830×680㎜ 2段ベッド下段:1830×800㎜ 下段最大展開時:1830×1730㎜ |
| 防水マルチルーム | 高さ1610幅1300奥行750㎜ |
装備





あり

あり

あり



あり

(オプション)

株式会社レクビィ
☎0561-41-3613(本社) ☎046-273-2135(オスト)
ホームページ:https://www.recvee.co.jp/

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