~ 日常も災害時も活躍、誰でも使える新しい移動シェルター ~
岐阜県可児市と、キャンピングカービルダーのトイファクトリー(本社:岐阜県可児市)は、軽バンをベースにした多機能車両「MARU MOBI Lite(マルモビライト)」を共同開発した。
普段は4人乗りの軽自動車として、災害時にはプライベート空間を確保できる“くるまシェルター”として活躍。自治体や企業、個人の防災対策に新しい選択肢を提供する。
MARU MOBI Liteとは?


「MARU MOBI Lite」は、スズキ・エブリイをベースに、日常使いのしやすさと有事の安心を両立した軽自動車。
座席を簡単にフルフラットにでき、約1.35畳のスペースが生まれることで、車内で横になったり、着替えや授乳も安心して行える。
ポータブルエアコンや目隠しカーテン、収納スペースも完備。
通常は公用車や社用車、有事には避難所代わりや緊急支援車として使用できる。












被災地の声を反映した、現場目線の設計


開発のきっかけは、令和6年能登半島地震での現場経験。
「夜泣きする赤ちゃんを安心して休ませたい」「授乳や着替えの場所が少ない」「断水時のトイレが不便」など、実際の被災者や自治体職員の声をもとに仕様を決定しました。
主な装備
• ポータブルエアコン・FFヒーターで夏冬快適
• 床下収納・カーテン・タープでプライバシー確保
• ソーラーパネルやサイドオーニングで自立支援
• 車内を畳仕様に変更可能、最大大人+子どもで就寝OK
ボディに穴を開けない、簡単後架装が可能
既存のネジ穴を活用し、穴開け不要の設計を採用。
「軽バンを持ち込んで後架装する」こともでき、緊急時に短期間での導入が可能です。
スズキ・エブリイ以外の車種にも順次対応を予定しています。
公共車両の新しいスタイル
MARU MOBI Liteは、普段は公用車や営業車、有事には避難・休息スペースとして活躍する“デュアルユース”車両。
コンパクトで小回りが利き、誰でも運転できる手軽さが魅力です。
「いつも」と「もしも」を1台で
防災意識が高まる今、MARU MOBI Liteは“普段使いできる災害対策”を提案。
地方自治体の備えや、個人・企業のBCP対策としても注目の新しい選択肢だ。
トイファクトリーとは?
トイファクトリーは、ハイエースをベースにしたキャンピングカーの製造で国内トップシェアを誇るメーカーだ。高断熱施工、エアロウィンドウ、ソーラー発電など、快適な車中泊を可能にする独自技術を多数採用している。
さらに、ドクターカーやペット対応車両など、ニーズに合わせた特装車の製作にも対応。欧州キャンピングカーの輸入販売を担うディーラー「EURO-TOY(ユーロトイ)」の運営も行い、フィアットプロフェッショナルの正規ディーラーでもある。
また、地元・岐阜県可児市の大型公園「ふれあいパーク・緑の丘」のネーミングライツを取得し、「トイファクトリーの丘」として地域活性化にも貢献している。
詳細・お問い合わせ
- トイファクトリー公式サイト: https://toy-factory.jp
- EURO-TOY公式サイト: https://www.euro-toy.jp
所在地:
〒509-0213岐阜県可児市瀬田800-1(トイファクトリー・インターナショナルは沖縄所在)
オフィシャルサイト
TOY-FACTORY https://toy-factory.jp/
EURO-TOY https://www.euro-toy.jp/
公式Instagram
TOY-FACTORY https://www.instagram.com/toy_factory_official/
EURO-TOY https://www.instagram.com/euro_toy_official/