スノーボードにはいくつかの競技が存在する。
アルペンスノーボードの競技は、スラローム、ジャイアントスラロームだ。
今回、スラロームに挑戦するが、大雪の最悪コンディション。ぐっさんどうなる?
アルペンスノーボードの競技に挑戦!!
大雪の中、最悪コンディションで玉砕
激ムズコンディションで、負けん気炸裂!
秋山氏の率いるスクール生も同じコースを滑っていたのだが、流石の一言。しかし、直接話を聞いてみると、「このコンディション、ヤバすぎ。難しいですよ。こんなの初心者は無理です」とのこと。しかし、それを聞いたぐっさんの負けん気に火がついた。しかし、難しい条件と滑走技術は別物。ことごとく厳しい洗礼を受けていたのだ。
柔らかい!柔らかい!
まま、曲がらないよ〜!




まずは座学が必須
曲がる理屈を勉強だ
今シーズンは雪が豊富。毎年、ペニーレインの山中氏と筆者はアルペンスノーボードを楽しんでいるのだが、昨年からぐっさんも取材でハマって、道具を一式揃えて連絡を取り合っている。今シーズンも一緒に行こうというやりとりから、どうせなら、ちょっとチャレンジしてみない? という話になり、アルペンスノーボードの競技を体験してみることになった。
山中氏の交友関係から、スラローム、ジャイアントスラロームの日本ランカーである秋山氏にレクチャー頼んでみる? という話が成立。快くオッケーをもらいスケジュール調整。レクチャー前日に個別練習という名のコソ練を、山中氏にしてもらった。なにぶん滑ったのが昨年で、一年経っているから、まともに滑れるようにしておかないとスラロームなんて出来ない。1日かけて感覚を取り戻し、早速競技体験に!
普段ゲレンデで滑っている状態というのは、なんとなく曲がっているだけ。ここ! という場所で狙って曲がっているわけではない。そのためには座学が必要ということ、。秋山氏に色々教わり、ポールにチャレンジ。しかし、当日のコンディションは最悪。なんと大雪になっってしまったのだ。雪が柔らかく、強いエッジングができない。踏み込むと抜けてしまう…。お手本を見せてもらうが、とても初心者がクリアできる状態ではなかった。それでも果敢に攻めたのだが、タイム計測できるレベルではなかった。撮影的には美味しいのだが、ぐっさんが曲きれずにコースから消えていくなど散々。とてもじゃないが攻略できない。今回、散々な結果となってしまった。久しぶりにぐっさんの悔しがる姿を見た。来シーズンのリベンジを誓っていたのだ。
ロングドライブで疲れない 雪山系の装備満載ジムニー





今回ぐっさんが乗ってきたのはJB74のタニグチデモカー。ロングドライブも疲れない、雪山仕様のジムニーだ。ワイドタイプのスタッドレスを装着し、靴底についた雪を落とせるサイドステップ。滑らないオペレーションペダル。ホールド性の良いフルバケタイプのブリットシートなど、雪山系のアクティビティに必要なアイテムがフル装備されている。
上手にスラロームを滑るためのテクニックを伝授
フリースタイルとの違いはまず道具
かなりハードな競技スペックなのだ
フリースタイルとまったく違うアルペンスノーボード。さらに、競技となると、通常見ない道具となる。メタルと言われる金属が板に仕込まれ、かなり硬い。さらに、アイアンロックと呼ばれるプレートを板に装着。正直、考えられないほど重い。本当に曲がるの?と、疑問を持つほどの仕様だ。ブーツはUPZというメーカーの競技用。もはやスキーブーツに近くめっちゃ硬い。



実は座学が超大事なスラローム競技
ただ、ポールを回るのではなく、速く滑るためにはラインどりが必須。ポールを回るのが目的だが、目線はポールの少し手前を目標に、立ち上がりラインでアプローチする。最初はどうしてもポール目指して滑ってしまうので、数ターン後に曲がりきれずにコースアウトしてしまう。これがわかっていないとゴールできないのだ。
速いだけじゃダメ
難しいよ〜!



全日本で活躍する
秋山師範の腕前を披露!!


コンディションをものともせず、別格の滑りを披露する秋山氏。速すぎる!!
レクチャーを受けた谷口氏が果敢に挑戦
見事にポールをクリア~!!



競技はやはり難しい。でも、悔しいから楽しい!
何度かコースアウトを繰り返しながら、座学で学んだ内容でポールにアプローチ。徐々に理解した様子で、時折鋭いコーナリングを成功させる。しかしながら、コース全部で成功させることはできずに撃沈。うまくいくシチュエーションを感じていたこともあり、ぐっさんの悔しさはいつも以上!「来シーズンに、絶対リベンジします! コソ練もしちゃおうかな〜」とのコメント。
蓼科メドゥズスポーツ

長野県北佐久郡立科町芦田八ケ野440
TEL:0267-55-6705
https://www.sportsdormitory.com
秋山氏が率いるスノーボードチーム APEXの稲熊さんも登場!
今回撮影に協力していただいた秋山氏が経営する「蓼科メドゥズスポーツ」という宿泊施設。スキー場が近く、スノーボードなど、アクティブなスポーツを行う人が集まる宿なのだ。

