ジムニーでアウトドアスポーツ!!第46回 スラローム編

ジムニーでアウトドアスポーツ!! 第46回 スラローム編

スノーボードにはいくつかの競技が存在する。
アルペンスノーボードの競技は、スラローム、ジャイアントスラロームだ。
今回、スラロームに挑戦するが、大雪の最悪コンディション。ぐっさんどうなる?

アルペンスノーボードの競技に挑戦!!
大雪の中、最悪コンディションで玉砕

激ムズコンディションで、負けん気炸裂!

 秋山氏の率いるスクール生も同じコースを滑っていたのだが、流石の一言。しかし、直接話を聞いてみると、「このコンディション、ヤバすぎ。難しいですよ。こんなの初心者は無理です」とのこと。しかし、それを聞いたぐっさんの負けん気に火がついた。しかし、難しい条件と滑走技術は別物。ことごとく厳しい洗礼を受けていたのだ。

柔らかい!柔らかい!
まま、曲がらないよ〜!

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大雪のせいで、雪が柔らかく、強いエッジングをすると抜けてしまう。かなり難しいコンディション
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抜けると、即転倒。滑り落ちていく。全く曲がらないのだ。
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気がつくと、コース外へ。ぐっさんだけでなく、犠牲者続出。
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コース外からお茶目に起き上がるぐっさん。おどけてはいるが、内心は悔しくてしょうがない!

まずは座学が必須
曲がる理屈を勉強だ

 今シーズンは雪が豊富。毎年、ペニーレインの山中氏と筆者はアルペンスノーボードを楽しんでいるのだが、昨年からぐっさんも取材でハマって、道具を一式揃えて連絡を取り合っている。今シーズンも一緒に行こうというやりとりから、どうせなら、ちょっとチャレンジしてみない? という話になり、アルペンスノーボードの競技を体験してみることになった。
 山中氏の交友関係から、スラローム、ジャイアントスラロームの日本ランカーである秋山氏にレクチャー頼んでみる? という話が成立。快くオッケーをもらいスケジュール調整。レクチャー前日に個別練習という名のコソ練を、山中氏にしてもらった。なにぶん滑ったのが昨年で、一年経っているから、まともに滑れるようにしておかないとスラロームなんて出来ない。1日かけて感覚を取り戻し、早速競技体験に!
 普段ゲレンデで滑っている状態というのは、なんとなく曲がっているだけ。ここ! という場所で狙って曲がっているわけではない。そのためには座学が必要ということ、。秋山氏に色々教わり、ポールにチャレンジ。しかし、当日のコンディションは最悪。なんと大雪になっってしまったのだ。雪が柔らかく、強いエッジングができない。踏み込むと抜けてしまう…。お手本を見せてもらうが、とても初心者がクリアできる状態ではなかった。それでも果敢に攻めたのだが、タイム計測できるレベルではなかった。撮影的には美味しいのだが、ぐっさんが曲きれずにコースから消えていくなど散々。とてもじゃないが攻略できない。今回、散々な結果となってしまった。久しぶりにぐっさんの悔しがる姿を見た。来シーズンのリベンジを誓っていたのだ。

今回使用したジムニーはコレだ!!

ロングドライブで疲れない 雪山系の装備満載ジムニー

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 今回ぐっさんが乗ってきたのはJB74のタニグチデモカー。ロングドライブも疲れない、雪山仕様のジムニーだ。ワイドタイプのスタッドレスを装着し、靴底についた雪を落とせるサイドステップ。滑らないオペレーションペダル。ホールド性の良いフルバケタイプのブリットシートなど、雪山系のアクティビティに必要なアイテムがフル装備されている。

上手にスラロームを滑るためのテクニックを伝授

フリースタイルとの違いはまず道具
かなりハードな競技スペックなのだ

 フリースタイルとまったく違うアルペンスノーボード。さらに、競技となると、通常見ない道具となる。メタルと言われる金属が板に仕込まれ、かなり硬い。さらに、アイアンロックと呼ばれるプレートを板に装着。正直、考えられないほど重い。本当に曲がるの?と、疑問を持つほどの仕様だ。ブーツはUPZというメーカーの競技用。もはやスキーブーツに近くめっちゃ硬い。

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この道具は、秋山氏が実際に使っているもの。エイペックスの板とUPZのブーツだ。
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フリースタイルとは、板の幅が全く違う。プレートも金属製なのだ。
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この道具は、秋山氏が実際に使っているもの。エイペックスの板とUPZのブーツだ。

実は座学が超大事なスラローム競技

 ただ、ポールを回るのではなく、速く滑るためにはラインどりが必須。ポールを回るのが目的だが、目線はポールの少し手前を目標に、立ち上がりラインでアプローチする。最初はどうしてもポール目指して滑ってしまうので、数ターン後に曲がりきれずにコースアウトしてしまう。これがわかっていないとゴールできないのだ。

速いだけじゃダメ
難しいよ〜!

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現役の選手でもある秋山氏が直々にレクチャー。まずは知識が大切なのだ。
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山中氏とぐっさんが秋山氏の説明を真剣に聞く。こんな機会は滅多にない。

全日本で活躍する
秋山師範の腕前を披露!!

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コンディションをものともせず、別格の滑りを披露する秋山氏。速すぎる!!

レクチャーを受けた谷口氏が果敢に挑戦

見事にポールをクリア~!!

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次のポールのアプローチラインをガン見! 速度を落とさずに、板を走らせるのは至難の業なのだ。
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座学で学んだ立ち上がりラインをトレース。ラインどり一つで、その後の加速が全く違う。
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柔らかい雪面に苦労しているぐっさん。雪面の凹凸に姿勢が乱れている。手強いのだ。

競技はやはり難しい。でも、悔しいから楽しい!

 何度かコースアウトを繰り返しながら、座学で学んだ内容でポールにアプローチ。徐々に理解した様子で、時折鋭いコーナリングを成功させる。しかしながら、コース全部で成功させることはできずに撃沈。うまくいくシチュエーションを感じていたこともあり、ぐっさんの悔しさはいつも以上!「来シーズンに、絶対リベンジします! コソ練もしちゃおうかな〜」とのコメント。

協力SHOP:蓼科メドゥズスポーツ

蓼科メドゥズスポーツ

ジムニーでアウトドアスポーツ!! 第46回 スラローム編(蓼科メドゥズスポーツ)
蓼科メドゥズスポーツ

長野県北佐久郡立科町芦田八ケ野440
TEL:0267-55-6705
https://www.sportsdormitory.com

秋山氏が率いるスノーボードチーム APEXの稲熊さんも登場!

 今回撮影に協力していただいた秋山氏が経営する「蓼科メドゥズスポーツ」という宿泊施設。スキー場が近く、スノーボードなど、アクティブなスポーツを行う人が集まる宿なのだ。

ジムニーでアウトドアスポーツ!! 第46回 スラローム編
秋山氏が率いるアルペンスノーボーダー。競技に参加しているメンバーの集まりだ。
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当日たまたま同席したAPEX CSTMの稲熊さんと秋山さん。日本の最前線で戦う二人だ。
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