みんなのフェリー旅事情

以前、こんな声を耳にしました。「フェリーなんて、よっぽど時間に余裕がないと乗らないよ」、「フェリーは金持ちの選択肢でしょ」。本当にそうでしょうか。

編集部でキャンピングカーに乗る私は、仕事でも遊びでもフェリーを活用する機会が多いです。
そうすると一致しないのが、「時間に余裕はない」し、「お金持ちでもない」です。

他のキャンピングカーユーザーのみなさんの実情が気になったので、今回は100名のかたに協力をいただき、リアルな声を聞いてみました。

あなたのフェリーに対するイメージが合致していたか、あなたのフェリーに対するイメージが合致していたか、ぜひ読者ハガキでも教えてくださいね♪

調査方法:キャンプカーマガジンInstagram
調査期間:2024年3月12日~4月25日(断続的に実施)

目次

フェリー旅の基礎情報

フェリーでクルマ旅をしたことが・・・
ある 52% / ない 48%

フェリーに乗って、どこへ行くの?
北海道 70% / 離島 20% / 本州 8% / 九州 1.5% / 海外 0.5%

フェリー旅をするタイミングは・・・
思い立ったとき / 日程短縮のため / クルマ旅の往復に / 離島での観光のため / 仕事の移動のため
長いお休みのとき / GWと夏休みの、遠出するとき / 移動時間をショートカットしたいとき

編集部の予想では、キャンピングカー×フェリー旅をしたことがある人は比較的少ないと思っていたので、驚きの結果でした♪みなさん、旅のスタイルや家族構成に合わせて、活用しているんですね!

フェリー旅を選択する理由は・・・

時間短縮のため
体力温存のため
寝てる間に移動ができて楽ちん
デジタルデトックスの意味も含めて
ただただ海を眺めている時間が癒しになる
ウィズペットルームで、愛犬たちと船旅ができる
海上の波音・風音の自然のBGMで整う感覚が好き
飛行機に乗せずに、愛車で愛犬と日本中を旅できる
旅先で楽しみたいから、移動で疲労を溜めないため
お風呂に入ってビールを飲んで、運転せずゆったりできるのがよい
夫婦55歳以上のクルマ旅なので、「GOGO割」でお得に旅ができる(新日本海フェリー)
くるま旅クラブ会員特典で事前申し込みをすると、乗船前手続きで並ばないで楽だから
(東京九州フェリー、新日本海フェリー)

フェリー旅のメリット・デメリット

キャンピングカーという非日常を楽しんでいるユーザーさんからの「非日常」、「体力温存」、「ペットと一緒」という声が多く届きました。察するに、キャンピングカーに慣れて、次のステップの「便利に楽しむ方法」なのかもしれませんね♪また、メリットもデメリットも知ったうえで、やっぱり頼りになるのがフェリーだと判明しました!

フェリー旅のスキなところは・・・

長距離移動が楽 / 非日常を味わえる
娯楽が充実している / お部屋がホテルみたい
船内でゆっくり過ごせる / 愛犬と一緒の部屋で過ごせる
海の景色を堪能しながら過ごせる
行きたいときに予定が立てやすい
乗船して目が覚めたら、目的地!
海の香りを感じながら入る露天風呂
キャンピングカーごと離島にいける
目的地まで運転しなくていいのが楽
絨毯敷き、ダウンライトの船内がオシャレ
行きは体力温存、帰りは疲れた身体を休められる
ペットとずっと一緒にすごせるお部屋の用意がある
家族が眠るなか、眠気を我慢して運転しなくていい
乗船の受付け時間まで、最大限旅先で遊び倒すスケジュールを組める
青森~函館館は便数が多いので、ふと思い立ったときに旅の足を伸ばせる

フェリー旅のニガテなところは・・・

揺れる / 船酔いする / お値段が高め
移動時間が長い / 天候が荒れると、ものすごい揺れる
泳げないから、万が一を想像すると怖い
寝てるとちょっと感じる、独特のアノ揺れ
インターネットが使えないので時間つぶしに困る
大部屋は温度調節ができないので、暑かったり寒かったりする
古めのフェリーや部屋だと、場所によって船のエンジン音がうるさくて眠れない

フェリー旅の悩みは・・・

船酔いとの闘い
ターミナルでの待ち時間がながい
ペットと一緒に車内待機ができない
ゆっくりできるけど、時間を持て余す
乗船期間によって値段が違うのが悲しい
フェリーターミナルの受付時間がながい
出航後は車内に荷物を取りにいけないこと
ペットルームが少なすぎて、予約をとれない
朝ゆっくりしすぎて、船内レストランで朝食を食べ損ねた
車両乗船料、家族全員の乗船料を考えると、結構高額になる
フェリーによって乗用車扱いや貨物扱いになり、わかりづらい
乗船料割引などのお得情報をどこで仕入れたらいいかわからない
着替えや洗面道具などの荷物を準備して車内から持ち出すのが面倒
予約に関することがわかりにくい(車両サイズやナンバーの区分など)
フェリー会社ごとに注意事項が異なるから、たまに事前準備がもれる
フェリーによって、ペットの乗船扱い(料金)が異なってわかりづらい
家族で自分だけ酔いやすく、他全員は酔わないでケロッとしてるのが憎たらしい
ネットでフェリーのことを調べるけど、あちこちに情報が散らばっていてわかりづらい

ペットルームの部屋数の少なさ&強奪戦の悲鳴は、ペット旅ユーザーさんからかなり着弾しました。大切な家族と一緒に過ごせるお部屋が増えると嬉しいですね。
また、出航後車内に戻れない悲劇の声を別途ご紹介します。

  1. 船内で酔い止めを購入できないのに、貨物室の車内に薬を取りにいけなくて辛すぎた
  2. 車内で荷物をまとめたのに、船内に持ち込み忘れて結局2日間同じ服で過ごすことになった
  3. メイクポーチを車内に置き忘れて、お肌パリパリ&船内で眉毛なしで過ごしたのが辛すぎた

フェリー船内の過ごし方

続きは雑誌でご確認ください。
https://www.fujisan.co.jp/product/1281683929/

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!