本来、外岩をやる前に、室内ボルダリングでしっかりと基本をマスターするべきとの話。
んっ? なんだか、壮大な過去話でハメられてたのが発覚したような。
という事で、ボルダリングスペースフレンドで、今回はボルダリングだ。
基本は室内から 今回は、基本のレクチャー
実は、毎年この時期のアウトドア企画は、ネタに困る。どうしよう、どうしようと、ぐっさんと話をしていると、「そういえば、那須さんボルダリングプライベートで始めたんでしたっけ?」道具は買ってあるから時々行ってはいるけど、ここ一年は忙しくて全く行ってないかなぁ。「なら、ボルダリングやりません?前に外岩は取材で行きましたけど、本来は、室内ジムで練習をしてから外に行くのが本来なんです。」だよね〜。いきなり未経験なのに、外岩に連れて行かれてテンパった覚えあるもん。「では、僕が昔店長をしていた岐阜のジムに行きましょう。何度か一緒した響さんも居ますよ。」了解です。今たまに行ってるボルダリングジムでも全く教えてもらわずに、なんとなく登っているだけだから、ちゃんと教えてね。「了解しました。」というやりとりをして、岐阜のボルダリングジム「ボルダリングスペースフレンド」に来ました。
今、ここを運営しているのは梶田さん。35歳で、ボルダリングに出会い、どっぷりとハマり、様々な競技会での実績を持っている人なのだが、みんなで一緒に楽しめるボルダリングに魅了され、このボルダリングスペースフレンドを立ち上げたのだ。同席してくれた響さんは、今、ひびきヨガ&アウトドアという会社を立ち上げ、ガイド業とヨガ講師を行っている。
早速、きちんとボルダリングの説明をしてもらう。壁についているホールドと呼ばれる物について聞くと、種類は何万種類もあるとの事。それらを梶田さんの経験で、壁に配置。級の設定を行っている。よくよく聞くと、ボルダリングに公的な検定試験はなく、何級というのはそのジムでの話。同じジムでも難易度に違いがあるのだそうだ。そこで、ぐっさんと響さんに、自己申告で級を聞いてそこにチャレンジしてもらった。どちらも3級は厳しいとの返答。あら、謙虚。4級はスイスイ上る。3級にもチャレンジしてもらうのだが、いきなり難易度が跳ね上がる。二人とも落ちる落ちる。なんだろう、めっちゃ気持ちいい。梶田さんが上がる、1級を見て、二人に視線を送ると首を全開に振る。「無理!無理!無理!」なんだか、めっちゃ気分がいいぞ!
ボルダリングに必要な道具
【基本】手と足の使い方を解説
あくまでここに出した手法は基本の一部なのだ。
今回、基本という事で、手と足の使い方の基本を事細かく教えてもらった。漠然とホールドを持つ、足で踏むという感覚ではなくて、引っ掛ける、という表現の方が正しいと思う。手の場合、出っ張りが浅く、角度が悪いと持つなんて不可能。爪なんて掛けたら大事だ。人差し指の第一関節を親指で抑えて、曲がらないようにして引っ掛けるといったことを行い、体重をかけても外れないようにする。ガッチリと持てるのは、5級まで。そこから先は、持てるホールドはまず無い。足の使い方もつま先と踵を縦に使う。横向きにふむと、体勢が変えれないのでダメ。常に、点を踏むイメージで支えるのだ。うーん、言うのは簡単なんだけどなぁ〜。
身体の使い方 これが基本なのだ
基本的なホールドの踏み方を覚えたら、次に体の使い方だ。1、2、3で紹介しているのは、フラッキングと呼ばれる動き方で、体を振って、遠くにある目的のホールドを掴む方法。常に対角線的な手と足の関係を保持しながら、ホールドを狙っていく。体力を使わないのと、脚力を有効に使う事で、腕を温存できる。さらに、その方がより遠くに手が伸びるのだ。まさに、基本中の基本と言える。
初中級向けの4級に挑戦!!
スイスイ上る4級セクション!
難易度の高い2級に挑戦!!
すくすく育った0.1トン
地元のボルダリングジムに何度か通っていたのだが、ここ一年は全く行けてない。すくすくと育った0.1トンは、握力80キロをもってしても支えられない。うーん、時間を見つけて道具は買ってあるんだからまた、ボルダリングジムに通わなきゃ。8級が登れませんでした。情けない!!