イマ注目の1台：NTB EXPEDITION STRIKER

日本初のフェーズフリー認証取得キャンピングカー。キャブとシェルを非結合にすることで悪路走破性を向上させ、AT限定普通免許で運転可能な3.5t未満のコンパクトボディを実現。オールアルミボディにより従来比約250kgの軽量化と高剛性を両立し、いすゞ専用シャシ「Travio」ベースで先進安全装備を標準搭載。本格オフロード性能と、4名対応ダイネットや広々バンクベッドなど快適な居住性を高次元で融合した、誰でも安心して冒険できる先進的な1台となっている。

Point.1 オフロードの走破性と快適な居住性を高次元で融合
Point.2 アルミボディーで高剛性＆軽量化を実現
Point.3 3.5t未満だからAT限定でも運転できるキャンピングカー

開発秘話

初心者でも安心の設計思想

　私たちが目指したのは、AT限定免許を取ったばかりの若者や女性でも、安心して冒険に出かけられるキャンピングカーです。キャンピングカーは運転に気を使うイメージがありましたが、それを払拭したかった。過去には悲しい事故が起こっているキャンピングカーなので、「楽しい思い出を作りたい」というお客さまの夢を「絶対に事故で壊してはならない」という強い想いが、この開発の原点になっています。

メーカーと追求した安全性

　安全性について、妥協ゼロです。いすゞとは共同開発レベルで密に連携し、完成車両は、いすゞの開発者が試乗・テストコースでも厳しいチェックを受けています。カタログには、「定員乗車時の積載可能重量」も明記し、安全性を判断できるよう、徹底的に情報を開示しています。このように、安全性を訴え続けることが、業界全体のためになると信じています。

あえて採用しない装備たち

　安全性を証明できない装備は、人気があっても採用しません。万一を考え、横転時・衝突時の危険性、保護装備の作動に影響がでないか、あらゆるリスクを考えて設計しています。そのため、設計部門の厳しいチェックで、不採用になる装備もあります。

低重心設計と軽量化技術

　ベースのトラヴィオは、もともと頑丈なフレームと低重心が特徴です。その上で上部を軽量なフラッシュ構造、下部には重い芯材を使い、さらに重心を低くしています。ボディは全面アルミ製で、従来のFRP製と比べて約250kgの軽量化を実現。この軽量化により、エアコンなどの快適装備を積んでも、7名乗車でさらに470kgの荷物を積載できます。

誰でも運転しやすい設計

　車幅をベース車両から大きくはみ出さないよう設計しているので、バックミラーの感覚も普通車とほぼ同じ。小回りも軽自動車並みで、コンビニでの駐車も楽々です。実際、社内スタッフはAT限定免許で特別な訓練もせずに、新潟まで運転しています。低重心設計で従来の高速道路の横風にも強く、カーブでの揺れも少ない。普通車に近い感覚で運転できます。

進化し続ける姿勢と文化

　安全性は絶対に譲れませんが、同時に業界トップクラスの電装系システムも搭載可能です。フェーズフリー認証も取得し、災害時には電源車としても活躍できます。社員の約1/5が開発部隊という体制で、お客様の声を積極的に取り入れ、常に改良を続けています。職場はよい環境で、みんな「もっとよいクルマを作りたい」という想いを共有。営業も「売ってこい」という圧力はかけず、誠実に向き合い、現実的な納期を伝えて信頼関係を大切にしています。

レイアウト

Data

キャンプカーマガジン Vol.113 好評発売中

冬こそキャンピングカーの真価が試される季節！
雪道対策から最新モデル、そして心温まる冬旅プランまで。
「走る」「泊まる」「楽しむ」をフル装備した、冬のクルマ旅完全攻略号。
新社長体制のVANTECHや注目モデル「ジョリビーY」「ストライカー」も徹底紹介！

>>購入はこちらから