毎年、この時期には数多くの新型車が登場するが、今年の1月31日〜2月3日に開催された「ジャパンキャンピングカーショー2025」では、注目のニューモデルが多数展示された。今年のトレンドを占う、魅力溢れるこれらのクルマを一気に紹介しよう。
PHOTO:秋元栄二郎、石上智章、松井慎、山崎友貴 / TEXT:編集部
ビルダーはこのショーに合わせて新型車を開発


「ジャパンキャンピングカーショー」は、日本で開催されるキャンピングカーショーの中で最大の規模を誇るイベントだ。今年も日本全国から集合したさまざまなキャンピングカー400台以上が展示された。
定番の人気モデルはもちろんだが、このショーでお披露目される新型車が数多いのもトピックのひとつ。新型車に関して、ビルダーはこのショーに照準を合わせて開発しているといっても過言ではないだろう。
昨年はベース車のハイエースやカムロードなどの供給問題もあり、制約された中での新型車市場となった。しかし、それらを補うべく他車種をベースとしたクルマの製作が進められたようで、とりわけ軽&コンパクトクラスが活況を呈している。さらに、いすゞのキャンピングカー専用車である「トラヴィオ」の登場にも今後注目したい。
リバティ 52 SPi
(車両本体価格:13,673,000円(税込)〜)
インテリアはそのままに電装系をグレードアップ


車内の快適さを重視し、リアベッドにはセミダブルサイズの広々としたベッドを採用。85L冷蔵庫、電子レンジ、ホームエアコン、ソーラーはもちろん、床暖房まで標準で装備している。
アネックス
☎0883-24-5851
https://annex-rv.co.jp/
ランドホーム コースター
(車両本体価格:16.280.000円(税込)〜)
長期のクルマ旅でも満足の使い心地を提供


安全にこだわりボディカットを行わない構造と、使いやすさを追求した室内レイアウト。ダイネットスペースは、ゆったり大人4名が座ることができる広々空間が自慢。
RVランド
☎︎0297-27-6767
https://www.rvland.co.jp/
ハイマー ML-T580 4WD スタイルアップコンセプト
(車両本体価格:31,900,000円(税込)〜)
住宅の一部屋を感じさせるインテリアデザイン


目を引くスタイルの4WDモデルをベースに、18インチアルミホイールとBSオールテレーンタイヤ、オーバーフェンダーを装着。新しいリビングルームデザインコンセプトを体現。
ハイマージャパン(RVランド)
☎︎0297-27-6767
https://www.hymer-japan.com/
ACE-M
(車両本体価格:6,950,000円(税込)〜)
アンソニーライトの後継車種として開発


天然木を使った家具が特徴で、飽きの来ない内装に仕上げ。レイアウトはオーソドックスな2段ベッドタイプで、バンクベッドは可動部がなく全体的に高剛性な作りとなっている。
エートゥゼット
☎︎048-760-5668
https://atozcamp.com/
ハイマー エアーズロック
(車両本体価格:17,050,000円(税込)〜)
上位モデルに通じるデザインでクオリティUP


モダンな住宅の一部屋を感じさせるインテリアデザイン。スエード調のレザーベルトやアルミ調素材、室内フルトリム、Lattoflex製ロールベッドマットなど、素材の品質を格段に向上させている。
ハイマージャパン(RVランド)
☎︎0297-27-6767
https://www.hymer-japan.com/
レガード ネオ プラス ブラックエディション
(車両本体価格:17,000,000円(税込)〜)
レガード ネオ初のプレミアムな限定仕様車


ブラックの塗装&デカールに加え、オリジナルの鍛造ブラックアルミホイールで引き締まった外装は必見。要望の多い装備はすべて標準装備し、追加費用なしでそのまま乗り出しOK。
L.T.キャンパーズ
☎︎0266-58-2211
https://www.ltcampers.co.jp/
グランボックス L3
(車両本体価格:要お問い合わせ)
2列の2段ベッドが個性的な就寝空間を演出


デュカトL3をベースにした、ラージクラスのキャンピングカー。広大なベッド下スペースが特徴で、L2に比べて全長で580㎜拡大したキャビンスペース部分は、車両後部にマルチスペースとして設計。
岡モータース
☎︎087-865-5588
https://www.okamotors.co.jp/
ミニチュア シマウザー CP
(車両本体価格:要お問い合わせ)
イージー・コンフォートベッド機構を採用


バンクベッドを採用して子供を含む3名就寝を実現。アッパーベッドの高さは3段階。自転車や仕事道具など大きな荷物を積んでアクティブに活動する人にお薦めの軽キャンパー。
岡モータース
☎︎087-865-5588
https://www.okamotors.co.jp/
ミニチュア クルーズ CP
(車両本体価格:要お問い合わせ)
ミニチュアクルーズ待望のクーラーを搭載


従来の1人旅・2人旅ユーザーに加え、クーラー装備とインテリア色の変更により、車中泊を楽しみたい女性ユーザーにもアピール。L字ダイネット、対面対座ダイネットへと展開可能。
岡モータース
☎︎087-865-5588
https://www.okamotors.co.jp/
リラックスワゴン カクカク
(車両本体価格:7,425,000円(税込)〜)
洗練された内装デザイン こだわりの安全設計


SGLアースカラーパッケージをベースに、両側スライドドアを生かしたレイアウトで、クーラー、ソーラー、リチウムイオンバッテリーとフル装備。防水性に優れたシート生地を採用。
かーいんてりあ高橋
☎︎026-285-6390
https://car-taka.com/
ミニチュア ボックス アトレー
(車両本体価格:要お問い合わせ)
ベッドスペースはシリーズ最大を誇る


車中泊に特化した装備とすることで、手頃な価格帯を実現。インテリアのレイアウトはフルフラットベッドに加え、L字ダイネット、対面対座ダイネットへと展開可能とし、革新的に快適性を高めた。
岡モータース
☎︎087-865-5588
https://www.okamotors.co.jp/
リラックスワゴン インフィニティ 白馬パッケージ
(車両本体価格:7,150,000円(税込み)〜)
ルーフクーラーやFFヒーターが標準装備


大好評により、HAKUBA仕様がパッケージシリーズとなった。一味違った雰囲気で、まるで白馬のロッジで優雅に過ごしているような気分に浸れる。ナビやバックカメラ、ETC等も標準装備。
かーいんてりあ高橋
☎︎026-285-6390
https://car-taka.com/
ハイファールーフ フュージョン
(車両本体価格:13,200,000円(税込み)〜)
昭和のバニング文化と現代の令和技術を融合


昭和を象徴する豪華なフルモケットやミラー&ふとん張り、シャンデリアを再現し、「蘇る昭和」をテーマに懐かしさを演出。一方で、令和の先進技術であるリチウムイオンバッテリー等を搭載。
かーいんてりあ高橋
☎︎026-285-6390
https://car-taka.com/
トリグラフ
(車両本体価格(予価):14,300,000円(税込)〜)
コンセプトは「最適を求めて」


9年ぶりとなるオールブランニューのハイエースキャブコン。パネル工法を採用することで軽量化が図られ、燃費性能の向上や出だしのスムーズさが特徴。リチウムバッテリーなど電装設備も充実。
キャンピングカーランド
☎︎0561-75-4188
https://www.campingcarland.co.jp/
オステリア
(車両本体価格:7,980,000円(税込〜)
キャブコンとして定番の室内レイアウト


フランス語で「大衆料理店」を意味する車名。全長は5mを切る比較的コンパクトなモデルで、ホワイトを基調にイエローを配したインテリアカラーは明るく楽しい雰囲気。
ダイレクトカーズ
☎︎059-253-8888
https://www.cars-drt.com/
ノドカ
(車両本体価格:6,980,000円(税込)〜)
新型のポップアップルーフを搭載し4名就寝に


大好評により、HAKUBA仕様がパッケージシリーズとなった。一味違った雰囲気で、まるで白馬のロッジで優雅に過ごしているような気分に浸れる。ナビやバックカメラ、ETC等も標準装備。
ダイレクトカーズ
☎︎059-253-8888
https://www.cars-drt.com/








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