キャンピングカー購入までの流れ

キャンピングカーは普通乗用車よりも、その使用目的が細かく限定される。就寝人数や豊富な装備群の数々で、購入前に悩むこと必死。間違いのない選択をしよう。

目次

購入計画を明確化してキャンピングカーを買う

キャンピングカーの購入といっても、何か特別なことがあるわけではない。乗用車の購入と同じように販売店に出向き、自分の欲しいモデルを選べばいいだけだ。

ただし、キャンピングカーが乗用車と決定的に異なるポイントが存在するから注意が必要になる.

異なるポイントはいくつか存在するが、まずは乗車定員のほかに就寝人数という項目が存在すること。文字通り、車中泊時に何名が車内で横になって眠ることができるかを示した数字だ。だから、キャンピングカーを選ぶ時は、どのような目的で使うのか、強いては何名で移動するのか、何名がクルマの中で休むのか…これらを前もって明確にする必要がある。キャンピングカーは「乗車人数」と「就寝人数」が、必ずしもイコールではないから注意が必要だ。これらを明確にしたら自分の求める要件を満たすモデルの中から選べばいい。

この後に悩むのはオプション用品の選定だろう。キャンピングカー特有の装備は数多く存在し、装備すればするほど快適性が向上するのは間違いないが、それに比例して予算もどんどん膨れていく。だから購入後に装着できる装備があるなら、その装備の装着は後回しにする…というのもひとつの考え方だ。だだし、ボディそのものに手を加える装備…例えば「断熱施工」などは後付けできない装備もあるので、注意が必要だろう。

予算との兼ね合いを考えながら、必要と思う装備をプラスしていこう。

1.使用目的を確認する

どのようなキャンピングカーライフを送るかを明確に

自分がどのようなキャンピングカーライフを送りたいのかを明確にしよう。まずは使用する人数。夫婦2名だけなのか、あるいはそれよりも多いのか。それにより就寝人数が決まり、それを可能にするモデルが必要になる。次にどのような使い方をするかも大切。キャンプがメインなのか、それとも車中泊が中心か…。用途によって選ぶべきモデルは変わる。自分のキャンピングカーライフを確定しよう。

モデルによっては「乗車人数」と「就寝人数」が異なることもあるので、細かく確認すること。

2.雑誌やHPで研究する

キャンピングカー専門誌やビルダーのHPをチェック

キャンピングカーが欲しいなら、まずは専門誌を読んでみよう。今、手にしている「後悔しない旅車選び」や、すべてのキャンピングカーを扱うキャンプカーマガジンには毎号、キャンピングカーの紹介や、最新情報が載っているから、読んで得することばかり。さらにこれと平行して、各ビルダーのホームページ(本誌P89)も参考にして、キャンピングカーについて学び、知識を増やしていこう。

最新のキャンピングカーについての詳しい情報が満載の専門誌。まずは手にとってみよう。

3.欲しい装備を検討する

欲張らずに最低限の装備から始めよう

欲しいオプション用品を、あれやこれやと見て行く作業は、楽しいと同時に厄介な作業でもある。予算が豊富にあって、それを載せられるスペースに余裕のあるモデルならいざしらず、現実はそんなに甘くない。特にキャンピングカーには普通乗用車よりも多くのオプション装備があるので、目移りしがち。だから欲張らず、最低限の装備から初めて、徐々に装備を増やして行く方法もある。予算的に無理のない方法から始めよう。

色々と装備していくと、値段も上がっていく。最初は簡素にして徐々に増やしていくのもいい。

4.イベントで実車に触れる

疑問に感じていることを直接ビルダーに聞ける機会

全国各地で行われているキャンピングカーイベントは、実際にモデルを真近で見られる最大のチャンスだ。車内を見学できたり、価格や装備に関することを直接ビルダーに聞ける絶好の機会である上に、他車と比較ができることも嬉しいポイント。自分の使用目的を伝えれば、その用途に合ったキャンピングカーのタイプや装備を教えてもらえる。これを逃す手はない。94ページの「開催スケジュール」を参考にしよう。

多くのモデルを一気に見学できる「キャンピングカーショー」は、実車確認の最大のチャンスだ。

続きは雑誌でご確認ください。
https://www.fujisan.co.jp/product/1281703604/

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