マネするだけでOK!クルマ旅のゴミ捨て編

目次

長期クルマ旅している私たちのゴミ捨て事情

「長期旅の際、ゴミはどこに捨てているの?」これ、長期に渡りキャンピングカーライフをしていてよく聞かれる質問です。今回は丸5年日本一周経験者の私たちが、ストレスなくゴミ処理できる場所・方法をご紹介していきます!

「どこに捨てたらいいの!?」を一挙に解決します!

「旅先で、ゴミをどこで捨てたらいいか」というお悩みが私たちの手元に届くのは、年間数十件にものぼります。特に相談が多くなるのが、春先。クルマ旅をする人が増える時期と合致します。次に暑くなる季節。気温が高くなり、ゴミのニオイが気になる時期と一致します。

まず大前提で私たちの考えは「ゴミをタダで捨てられる時代は終わった」です。きっとご自宅でゴミを捨てる際にも、自治体が指定したゴミ袋を購入しているご家庭が多くなっていると思います。

2~3日で帰宅するクルマ旅であれば”お住まいの地域の指定ゴミ袋”に車内で出たゴミをまとめておき、邪魔にならない場所に積載しておいて、帰宅後に捨てればいいです。しかし中長期のクルマ旅になると、ゴミで生活空間が圧迫される・・・そんな事態は避けたいですよね。そこで必要な発想が、①ゴミを出さない仕組みづくり②タイミングをはかって、ゴミをまとめて捨てる③ゴミを減らして捨てる、です。順番に解説していきます。

ちなみに我が家の旅先でのゴミ捨ては、もっぱら「くるま旅施設」に頼っています。施設によって差はありますが、ゴミを引き取ってくれて、水も補給させてくれて、配水処理もさせてくれるので、大変助かる存在です。

ゴミを出さない仕組みづくり

パウチではなくあえてトレーを選ぶ

旅に慣れてきた頃、ゴミのかさばり具合を考えて、密封型のパウチ商品を選んでいました。トレーよりもかさばらないからです。しかしパウチはゴミ袋を破ってしまうことが多く、ストレスを感じていました。そこで、回収可能な容器の場合はトレー商品を選ぶことにしました。もともとパウチ商品は割高に感じており、トレー商品派だった我が家。トレー商品に戻るのは、あっという間でした。

必要分だけ購入 傷む前に汁物に

道の駅やJAなどで販売される地消地産の野菜類。安くてボリュームがあって、美味しいです。ときには、スーパーの半値で販売されている季節品などもあり、興奮します。いくら安く購入しても、消費しないと傷み腐らせる原因になってしまうことも。そこで我が家では「安くても、収納できて食べ切れる量のみ購入する」を徹底しています。それでもついつい購入量が多くなってしまった場合・消費が追いつかない場合は、野菜たっぷりのお鍋やお味噌汁にしています。もちろん、芯は薄くスライスしてお腹へ直行です。

タイミングをはかって、ゴミをまとめて捨てる

下処理はまとめる

野菜の芯はお腹に入りますが、皮類や魚の骨類などは、ゴミになります。そこで我が家は、湯YOUパークなどゴミを引き受けてくれる施設で車中泊する日にまとめて買い物をし、まとめて下処理をしています。

ガソリンスタンドの利用

生ゴミなどの家庭ごみはガソリンスタンド(以下GS)では受け取ってくれません。鼻をかんだティッシュなど、汚れが少ないゴミはGSで給油の際に捨てさせてもらうこともあります。注意点としては「感染症が拡大した際にゴミを引き取ってくれない可能性あり/ゴミ箱の口に入らないので、少なくこまめに捨てさせてもらう」です。

ゴミを減らして捨てる

リサイクル容器の回収ボックスを活用する

スーパーや道の駅で季節の物・地産品でご当地の食を楽しみたい、自炊が多めな我が家。食事関連は、ゴミが多く出ます。そこで導入しているのが、トレー容器はリサイクル回収ボックスへ戻すこと。最近では道の駅施設でもトレー容器回収ボックスが設置されている施設もあります。地元民が買い物の拠点にする道の駅、地元農家さんや生産者さんと交流が深い道の駅で、回収ボックスが多い傾向にあるようです。

エコバッグを活用する

6年も日本一周をしていると、靴や肌着などの買い物も日常的におこなっています。なかでも靴箱などは、もってのほか。サービスの包装はお断りして、ゴミを車内に持ち込まない工夫をしています。靴に関しては、購入した店舗で履き替えて、古いものは処分引取りしてもらいます(店舗によって対応が異なると思うので、確認してください)。

やまがた家流!よくゴミを預ける施設リスト

第1位 湯YOUパーク※
第2位 くるま旅パーク
第3位 RVパーク
第4位 オートキャンプ場
第5位 ぐるめパーク※
第6位 ガソリンスタンド

※この施設は「くるま旅クラブ」に加入することで使える、車中泊施設です。

野生動物対策は旅人の最低限の使命

冬眠しないクマが多発した2023年の秋~冬。我が家が北海道一周をしたタイミングでは、幸いなことにクマとは出会わずに済みました。北海道に限らず、旅を楽しませてくれた土地で日常生活を送る人を守るのは、旅人の最低限の使命だと考えています。ゴミの不当放棄は野生動物を引き寄せる原因になることもあるので、ゴミは訪れた旅先が指定する方法で、しっかりと捨てましょう。

セイコーマートでティッシュをゲット

セイコーマートで購入した1L紙パックの飲み物・卵パックは、洗って綺麗にまとめてセイコーマートで回収してもらえます。その際、ボックスティッシュと交換してくれるので、車内のゴミ収納に余裕があるかたは、まとめて持ち込んでみてはいかがでしょうか。

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